iPhone 12 mini(128GBモデル)購入レビュー、ストレージ速度は快適か

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イオシスから購入した中古Aランクの「iPhone 12 mini」はストレージが64GBから選べるようになっていた。

しかし、以前のレビューでiPhone SE 2の64GBモデルが低速だったことから今回は128GBモデルを選んだ。

そのストレージ読み書き速度について記録していく。

iPhone 12 miniのストレージ速度

日常生活でiPhone 12 miniを使用していて、全体的な体感速度はiPhone SE 2に比べて向上しているように思う。

もちろんストレージ容量が倍になっていて、A13とA14というチップの差はある。

しかしベンチマークアプリで表示した次のストレージ読み書き速度を見て「体感できるほどの違いがあった」と理解できた。

上図は左からiPhone SE 2 (64GB) / iPhone 12 mini (128GB)となっている。

まず、ストレージ容量が倍も違うのだから読み書き速度が変わるのは当然だということに触れておきたい。

それを踏まえたうえで2機種は総合ポイントで3倍以上の差、読み書き速度はSDカードとSSDほどの違いが確認できた。

  • 読み込み:681.1MB/sに対して1531.1MB/s
  • 書き込み:64.7MB/sに対して1032.2MB/s

アプリ起動に影響するであろう読み込み速度は2倍以上の差、書き込み速度に至っては2桁もの差があった。

やはり、iPhone SE 2であろうとiPhone 12 / iPhone 12 miniであっても64GBモデルは選ばない方がよいと思う。1万円や2万円ほど安いというだけで、このスマートフォンとしての体感速度を失うのは惜しい。

それなら「256GBや512GBも同じ話」という声もあるかもしれない。

しかし、64.7MB/sに対して1032.2MB/sというのはMicroSDカードとSSD(eMMC vs UFS)ほどの差があり、128GB vs 256GBのSSD同士の対決と”同じ話”ではないと思う。

iPhone 13シリーズ以降は全機種が128GBストレージから構成されているので中古やMNP投げ売りで購入する際は64GBモデルに注意したい。

Mac製品でも512GBモデルから1TBモデルに買い替えた際に、今回と同じように読み書き速度で大きな差を確認している。

そのため、2018年以降のMac製品は全て1TBモデルで統一している。

こうすることで機種変更時のデータ移行もシンプルだった。

話が戻すと・・・スマートフォンの内部ストレージは動画撮影やRAWデータを保管するといった予定がない限り128GBで満足できそうだ。

フロッピー時代やCD-ROM時代を思えば数年後に128GBは、、、いや「GB」という単位自体が最小ストレージ構成という扱いになるかもしれない。

最小で512GB、次に1TB、2TB、3TBといったストレージ構成。

それにあわせて次世代の近距離通信、先日発表されたMagSafeベースの「Qi2充電」(記事へ)のような高速データ転送が充実していきそうだ。

今回レビューしたイオシスの中古Aランク「iPhone 12 mini」は定期的に復活しているようなのでスペック情報を素早く振り返えられるよう購入ページ(楽天販売ページへ)を掲載しておく。

前回→ホームボタンのない「iPhone 12 mini」で便利だったAssistiveTouch設定

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