(回答あり)3Dプリンタ「Magician X」と「Creality Sermoon V1 Pro」が特価に、SK本舗とサンステラに問い合わせた話
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ガジェット周辺のアイテムを印刷すべく3Dプリンタを探していた。
そうすると下記2つのショップで特価セールを実施していた。
- SK本舗(フェリデンシア・キャピタル株式会社):「Magician X」
- サンステラ社:「Creality Sermoon V1 Pro」
アマゾンでは1ヶ月前と比べて1万円以上も値段を上げている3Dプリンタで割安に移ったので、2製品の簡単な比較と2社に納期について問い合わせた内容を記録する。
(UPDATE:2023/01/28)
SK本舗(フェリデンシア・キャピタル社)より返信あり、追記しました。
「Magician X」と「Creality Sermoon V1 Pro」が特価に
今回の2製品は、それぞれオンラインショップのトップでセールを高知している売りたい3Dプリンタだと思われる。
SK本舗「Magician X」
はじめに「Magician X」の強みは以下の通り。
- 1クリックで完了するという16点の「オートレベリング」機能
- 5分で組み立てられるという「半組み立て済み」
- TPUなどで失敗しにくいとされる「デュアルギアダイレクトエクストルーダー」搭載
- 造型可能サイズ:230×230×260 ㎜と大きいこと
- 最大ノズル温度:260 ° C
他にもEnder-3では自作が必要なツールボックスを標準装備していたり、USB-Cをサポートしているのも魅力。
価格とサポート
「Magician X」の価格は88,000円が46500円となっていた。
protegerの1年保証5148円と2年保証9360円というオプションがある。
また、製品説明欄を見ると「SK本舗特別サポート」として本体価格:44,460円(税込)+ SK本舗特別サポート =合計:46,800円(税込)という記述があった。
2つのサポートが存在しているようだ。
- 製品価格:46,500円
- SK本舗特別サポート付き:46,800円
- proteger(1年保証オプション):別途5148円
SK本舗特別サポート付きはカートへ追加できないので、もしかすると既に終了していてホームページを更新していないのかもしれない。
それでも「SK本舗特別サポート」付きで46,800円は割安だと思う。
そこで次の内容をSK本舗へ問い合わせた。
- SK本舗特別サポートの有無
- 在庫があるものは最短当日発送(〜3営業日)という記載しかないため発送時期について
発送時期については注文してから実は「売れていて2月下旬の納期なんです」といったことが一般的なストアではありえるから念の為、聞いた。
それと購入前なので参考にならないかもしれないがSK本舗(フェリデンシア・キャピタル株式会社)のサポートも知りたかった。
パソコン等で企業サポートを利用したことはないが、未知の3Dプリンターなのでサポートに頼ることも考慮したい。
2023年1月26日の正午ごろに問い合わせたが返事は返ってきていない。
なお、SK本舗(フェリデンシア・キャピタル株式会社)は電話非公開のため電話サポートはなく、購入後はproteger等とやりとりすることになりそうだ。
2023年1月26日にも注文したかったのだが・・・・。
(追記:ここから)
SK本舗より2023/01/27 17:30にメールにて、次のような回答があった。
(2)価格について
販売ページに「¥88,000→特別価格¥46,500」とありました。
しかし、製品説明の前には「本体価格:44,460円(税込)+ SK本舗特別サポート:合計:46,800円(税込)」という記述もあります。
そして、カートに追加したところ「¥46,500」と表示されています。
これは「46,800円はページの更新忘れ」で「現状の価格¥46,500にSK本舗特別サポートは含まれない」ということでしょうか。
このサポートの有無がわからず購入できずにいます。
⇒記載ミスによりご不安を与えてしまい大変申し訳ございません。
正しい販売価格は46,800円(税込)となります。
46,800円(税込)の価格は『商品代金44,460円(税込)』と商品ページ記載の『SK本舗特別サポート代金』を含めた金額となります。
この金額には、『延長保証』や『有償サポートの範囲内』は含まれません。
価格は「46800円」だった模様。
しかし、実際にカートへ追加できるのは「44,460円だけ」だった。
そのため、ウェブとメールに記載された金額「46800円」はレジ決済後にSK本舗側で金額を変更するということだろうか。安くなるなら良いが、そうなると別の問題になるような・・・。
「Magician X」自体のハード設計は良く、Ender-3シリーズに共通するヒートベッドが不安定という報告を聞かないほか、注文したEnder-3 S1 Proより安いので今でも魅力的な3Dプリンタだと思う。
今回のサポート、返信メールでは画像付きで説明があり丁寧な印象を受けた。
しかし、SK本舗からの回答メールに担当者名はなかったことと先日のAnker回答にあったような「他に気になることがあればご質問ください。」といった相手視点のメッセージがないままメールが終わっていること、電話番号非公開ということから会社としてサポート体制は整っていないと感じた。
2台目の3Dプリンタ購入時にメルカリ等で高評価の多い出品者より安いとき、もしくはSNS・イベントでSK本舗と積極的に接触できる状況であれば有力候補だと思われる。
(追記:ここまで)
サンステラ「Creality Sermoon V1 Pro」
SK本舗と連絡する術がない。
それでも時間は進む.
・・・というわけで「1月下旬発送予定」という曖昧な表記のまま1月26日を迎えていて不安を覚え遠巻きに見ていた同じくセール中の「Creality Sermoon V1 Pro」を再検討した。
こちらの3Dプリンターは完全組み立て済みのボックス型、造形サイズは「175x175x165mm」まで小さくなるものの熱トラブルが少ないという強みがある。
ABS材は剥がれて失敗するというレビューをよく見かけるが密閉型は温度が安定していることから成功率が高く、TPUの造形も繊細で綺麗になるという声があった。
本体重量が11.5kgと重くなるが印刷台が安定しているとも言えそうだ。
こちらもダイレクト式を採用、WiFiやカメラ内蔵など一気に最先端な環境となる。
ただ「Magician X」のような自動レベリングを体験したユーザーからは手動で紙を挟んで1点ずつ高さ調整をするのが大変という声もあった。
価格・サポート
有名な「Ender-3」のメーカーということで高値を覚悟していたが、「Creality Sermoon V1 Pro」は66,000円がセール特価59400円となっていた。
しかし、1月26日になっても「1月下旬発送予定」と案内されている。
そこでSK本舗と同じようにアカウントを作成して問い合わせた。
・・・よく見るとサンステラ社は電話サポートを実施している。
問い合わせ文を送信してしまった後だったが、早く購入したかったので電話をかけたところワンコールも鳴り止まないうちに通話が開始された。
自動音声案内かコールセンターかと思ったが、少し忙しそうな声の女性が出たのでオペレーターではなくサンステラの従業員だと思った。
なんだか申し訳ない気になりながらも最短距離で会話を終わらせるべく「Creality Sermoon V1 Pro」を購入したいが、いつ頃発送されるのか質問した。
しかし、「ホームページ?」「1月下旬?」とやりとりが不安定だったので、先ほどメールしたとして本名を伝え、まとめた文章を読んでもらった。
そうすると「旧正月で2月上旬に発送予定」と回答をもらった。
具体的な日付はわからないという。
さらに遅くなる可能性もあるのかと聞くと「わからない」とのこと。
いずれにしてもサンステラ社は電話サポートをしてくれているのは心強い。
まとめ。
SK本舗はTwitterでイベントの様子を見ているとサポートが充実していそうな雰囲気があったものの電話サポートは行われていない。
メール問い合わせもマイページではなく、問い合わせ履歴の管理機能もないことから問い合わせた内容は自分でメモしておく必要がありそうだ。
いずれにしてもサポートには注力していない印象を受けた。
次にサンステラ社は平日10〜18時までながら電話サポートを実施しているので注文したけど届かないといったトラブル時の対応は期待できそうだ。
私が問い合わせるとしたら、それくらいだろう。
久しぶりに楽天やアマゾン以外の個別ショップで注文を試みたが、予想以上に大変だった。
2023年1月26日に注文すれば今週から楽しめると思っていたが残念。
やはり3Dプリンタは自己解決できる購入者の多いモデルをAmazon.co.jpで静かに注文したほうがよさそうだ。
なんといっても初期不良では最強クラスの保証をもっているアマゾン、3Dプリンタ購入先としては最適解なのかもしれない。
各セールの最新情報は下記リンクより確認できる。
- SK本舗(フェリデンシア・キャピタル株式会社):「Magician X」
- サンステラ社:「Creality Sermoon V1 Pro」
(追記)
3Dプリンタを注文しました。
→「Creality Ender-3 S1 Pro」を49746円で注文、既知の問題点と強み