筆圧4096段階ペン付き2K/QLEDモバイルモニター「E160DSL」発売、液タブとスペック比較／価格（4000円OFFに）

公開日： 2023/04/08 : 周辺機器スタイラスペン, セール, ディスプレイ

　この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

LANMEY JAPAN合同会社は2023年4月5日、モバイルディスプレイEHOMEWEI(イーホームウェイ)ブランドよりQLED(量子ドット発光ダイオード)モバイルディスプレイE160DSLを正式に発売すると発表した。

Amazon.co.jpの販売ページを見ると2022年11月から公式ストアと思われる販売者より出品されていたため、改めて「正式に発売」と発表したと思われる。

なお、タッチ非対応モデル「E160NSL」も同時発売されているが、この記事では特殊な筆圧4096対応スタイラスペンが付属する10点タッチにも対応した2Kモバイルモニター「E160DSL」のみ言及する。

「E160DSL」のスペック・価格

一般的なモバイルモニターとの大きな違いはQLEDによりDCI-P3 100％を実現し、筆圧検知4096段階のスタイラスペンが付属すること。

携帯性について

モバイルモニターで重要な携帯性は、最薄部4mm／重さ900gとコンパクト。

同社は「まるでA4ノートを持ち歩く感覚でどこへでもご携帯いただけます。」と説明している。

また、付属のUSB-Cケーブル1本で2K映像転送と電源供給が可能（スマートフォンなど一部を除く）、筐体はCNCメタルを使用しているため携帯性は高そうだ。

スタイラスペン、タッチ操作

モバイルモニターとしては珍しいスタイラスペン対応ディスプレイのため、同社は「ペンタブのような使い方が可能」と説明している。

その筆圧検知は4096段階、傾き45度まで検知、MPP方式を採用。

先日購入してから「早く買えばよかった」と何度も思ってしまう23.8インチ2K液タブ「XPPen Artist 24」は筆圧感度8192レベル、傾き検知60度。
（関連記事）液タブ購入して5日、絵がグンと上達した話。

この仕様は格安な液タブの多くが共通しているスタイラスペンだが、今回の「E160DSL」は丁度その半分程度のスペックとなる。

また、「E160DSL」は充電式スタイラスペンのため、液タブの充電不要ペンよりも（電池寿命やペンの太さなどから）iPadのApple Pencilに近い立ち位置と言えそうだ。

しかし、「XPPen Artist 24」にもない10点マルチタッチ対応という強みもあり、液タブとして使う頻度が少なくタッチ操作のブラウジングがメインであれば「E160DSL」は合うかもしれない。

なお、Amazon販売ページの製品画像を見ると「Mac OSは筆圧検知に対応していません」といった記述があった。
ただそれが今回の正式発表後の画像なのか135日前から発売されている過去の画像なのかは不明。

折りたためる自立式スタンド（インターフェイスあり）

「E160DSL」は0〜90度まで角度調整できる直結型の自立式スタンドを搭載。

そのスタンド部分に入出力ポートを備えているため、パネル横からHDMIケーブルやUSB-Cケーブルが見えないのもポイント。

インターフェイスについては次のように説明していた。

Alt mode(Thunderbird3規格)に対応したデバイスにはTypeCケーブル1本で給電・映像出力・タッチパネル入力が可能です。対応機種はあらゆるWindows対応パソコン、MacBook Pro／MacBook Air等Mac製品、スマホではiPhone／Android各機種、その他PS4／PS5／Xbox／Nintendo Switch、Raspberry Pi等あらゆるデバイスの映像出力に対応しており、ゲームモニターとしてもご活用いただけます。