Cocoa Press予約開始、チョコレート専用3Dプリンター
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
プラスチックではなくチョコレートを印刷できるFDM方式の3Dプリンター「Cocoa Press」の予約注文が開始された。
デポジットは100ドル、予定通り2023年秋に出荷予定となっている。
Cocoa Press予約開始
世にも珍しい食品プリンター「Cocoa Press」、その公式サイトで公開された予約ページには次のような特長が記されていた。
- 4つのパーツに触れるだけのチョコレートで簡単に掃除でき、それぞれのパーツは工具なしで取り外すことができます。すべてのパーツがシンクで丸洗い可能
- 正確なチョコレート押し出し用の 0.8 mm ノズル
- カートリッジあたり70gのチョコレート容量
- 高度な制御のためのマーリン ファームウェア
- ± 0.1°C 精度のデュアル加熱システム
- 140mm x 150mm x 150mm のビルド ボリューム (幅の広いプリントまたは背の高いプリントの場合、チョコレート コアあたり 70g まで)
- 全体のフットプリントは 365mm x 315mm x 700mm (LxWxH)
- ユニークなチョコレート デザインを作成するための最先端の 3D 食品印刷技術
詳しいスペックや動画は2023年3月の記事に譲るとして、ここでは価格や出荷状況をみていきたい。
予約ページにはDIYキットの価格が1499ドル、予約時は100ドルのデポジットでOK、プロフェッショナルパッケージは3995ドル〜と案内されていた。
出荷時期はDIY=2023年秋、Pro=2023年初頭と案内。
残念ながら出荷先は米国とカナダに限定されている。
DIYキットは主に3Dプリンター経験者向けで組み立てには10時間ほどかかると想定、完成品が届くProは今秋より予約受付を開始する予定。
チョコレートを搾り出すコアは70gまで。
例えばケーキ型や球体のチョコレートを作るとしても手作りに比べ(中身も含め)少ない材料で作れるため、見た目を重視したデコレーションでの活躍が期待できそうだ。
具体的な印刷範囲や印刷ムービーは前回の記事より確認できる。
Source:Cocoa Press