Rakuten最強プランを有線LAN変換「イーサネットテザリング」を試す、GOPPA「GP-CR45H/W」購入レビュー

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先日イーサネットテザリング用にGOPPA製有線LANアダプタ「GP-CR45H/W」を注文し、それから1週間ほどPixel 7aで使用していた。

USBテザリングとの違い、イーサネットテザリングの使い心地などをレビューしていく。

GOPPA「GP-CR45H/W」購入レビュー

念の為に記載しておくと「GOPPA」は怪しい中華系ではなく、代理店である「アイオーデータ機器」が国内サポートを実施し、アマゾンではAmazon.co.jpが販売・出荷を行うなど安心できる要素が多い製品となっている。

アマゾン販売ページではUSB-CからDVI-DやHDMI、VGAへの変換を行うアダプターを選ぶスタイルとなっていて、その中の1つとして今回の有線LAN変換アダプタ「GP-CR45H/W」があった。

間違ったオプションを選ぶと「有線LANポートがない!」となるので注意したい。

どのような製品なのかについては下図のイラストとテキストを読むとわかる。

USB-C端子をノートパソコンやスマートフォンに接続して、あとは反対側にある有線LANとUSB-Cポートを使って通信接続と充電を行えるという製品。

有線LANは最大1Gbps、USB-C充電は最大60WのPD充電をサポートしている。

少しわかりにくいかもしれないので使用例を2つ挙げるとーーーー

  1. ホテルやカフェなどのLANポートにノートパソコンを接続してネットする。
  2. スマートフォンに接続してイーサネットテザリングを行う。

「1」はLANクライアントとして、「2」はUSBモデムとして使えるという万能選手。

つまりGOPPA「GP-CR45H/W」が1つあれば外出先のルーターにあるLANポートを借りて高速通信をしたり、スマートフォンのデータ回線を一般的な市販ルーターのWANポートへ接続してインターネット環境を提供できるということになる。

そう書くと届く「スマートフォンのWiFiテザリングで十分では?」の意見。

ーーーーそれに対する回答は過去の記事で詳しく書いたので簡潔に書くと、市販ルーターはスマートフォンよりもアンテナ(通信範囲や接続性)が強力であること、専用機なので動作が安定していること、同時接続台数が多く、LAN内の通信が高速であるといったメリットが挙げられる。

上図を見ると対応OSはWindows / macOS / Chrome OSとなっていた。

今回の目的であるAndroid OSはないが、Amazonレビューにある「スマートフォンで使用できた」という報告を信じて購入した。

GOPPA「GP-CR45H/W」を使用した感想

「GP-CR45H/W」自体はシンプルな構造のため、特に迷うことはなかった。

Pixel 7aのUSB-Cポートへ「GP-CR45H/W」を差し込み、有線LANケーブルを接続、そのケーブルをトラベルルーターのWANポートへ差し込んだ。

この状態にしてからPixel7a→設定アプリ→ネットワークとインターネット→アクセスポイントとテザリングの順に進み「イーサネットテザリング」を有効にする。

あとはトラベルルーターが自動で認識してWiFiクライアントがインターネットに接続できた。

上図のUSB-Cポートに充電ケーブルを接続することで充電しながらPixel7aをUSBモデムとして使えた。

その状態で3時間ほど通信してからPixel7aの筐体に触れたところ、WIFIテザリング時のような筐体アツアツではなく、温い程度だった。

温度はUSBテザリングと変わらない印象。

USBテザリングとイーサネットテザリングで通信速度の違いはあるのか、とスピードテストを行ったが3回ずつ計測しても変わらなかった。

以上のことから、次のように使い分けることに。

  1. ルーター側がUSBポートに対応するなら「USBテザリング」
  2. ルーター側がWANポートに対応するなら「WiFIテザリング」

私のケースで見てみると、光回線で使用していた市販ルーターはUSBポートを備えておらずWANポートのみ、そのため「2」しか選択することができない。

たとえ市販ルーターがUSBポートを備えていても「USBテザリング対応」ではないケースが多いので注意したい。

市販ルーターのOS・ファームウェアを書き換えて強制的に認識させる荒技もあるが、その手間とリスクを考えると最初からOS/ファームウェアで対応しているレビューで使用したようなトラベルルーターが良いと思う。

(画像)楽天モバイルとトラベルルーターで固定回線化へ、スピードテスト結果より

上図のトラベルルーターによりモバイル通信の2回線同時接続も可能となった。

フェイルオーバーとロードバランサーから選べるが、日本通信SIMが月間10GBと上限があるためフェイルオーバーを選択、予備回線として待機させている。

後ほど別記事でも書く予定だが、このトラベルルーターはアンテナが飛び出しているだけあって接続性も申し分なく、ハードウェアでルーティングしている専用機ではないものの動作は軽くLAN内の大容量ファイル転送も耐えている。

大容量ファイル転送についてはGOPPA「GP-CR45H/W」も優秀でなければ実現しなかった。

そう考えると2製品とも良い働き、購入して良かったと言えそうだ。

トラベルルーターについては、これ1台で屋内外ともに対処できるため、再び引越した際に必要だろうと保管していた市販ルーターは不要だと思った。

小さくて軽い持ち運べるトラベルルーターなのに低価格だったこともあり、傷つかないよう経験値になる程度で購入したが、思いのほか猛者だった。

ホテル・カフェ等の有線LANありなら「GP-CR45H/W」だけで済むようになったのも良い。

ネットワーク機器は当面、「GP-CR45H/W」とトラベルルーターで満足できそうだ。

→今回レビューした「GL-SFT1200 (Opal)」のレビューや動画はAmazon販売ページ

前回→Rakuten最強プランを20日ほど使った感想、メインで使えたか(データ転送量)

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