「EBL ソーラーパネル 200W」をベランダに、小さな太陽光発電システムの結果。
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2023年6月にレビューしたポータブル電源「EBL MP1000」と一緒に送付いただいた「EBL ソーラーパネル 200W」について、前回は空き部屋の出窓へ設置したが最近はベランダに設置している。
その理由は、想像以上に太陽光発電が優れていたから。
「ソーラーパネルをベランダに設置」と書くとマンションのベランダで目立つようなインストール方法を思い浮かべるかもしれない。
そうではない。
次のように設置している。
- エアコン室外機の上にポータブル電源「EBL MP1000」を置く。
- ポータブル電源と室外機を日陰にするようソーラーパネルで覆う(置く)
→4枚綴りのソーラーパネルは折れ曲げて設置、完全なフラットではない
たったこれだけ。
つまりエアコンの効きを良くするための日陰として置いているような状態だ。
風で飛ばされないのか、台風は大丈夫か、雨風は?充電できているの?など、その結果をレポートしていきたい。
「EBL ソーラーパネル 200W」活用術。
いやはや、ここまで太陽光発電が凄まじいとは思わなかった。
はじめにベランダとソーラーパネルの環境・設置状況を書いておきたい。
- 最上階で古い透明な屋根が付いているタイプ。
- 午前9時頃から夕方まで太陽光が入る。
- 屋根の補強や柱などでソーラーパネルには常に影が入り込んでいる。
- パネル4枚のうち1枚だけが天を向いて、残り3枚は室外機の側面に落としている。
いかがだろうか。
もしソーラーパネル4枚すべてフラットに設置できたら200W近くになるはずだが、1枚しか使えていないので52W前後の充電というのが現状。
そうは言ってもコンセント充電と同等なので立派だと思う。
雨については、ベランダの奥行きはソーラーパネルの短辺で2.5枚分ほどあるため、エアコン室外機の上に置いたソーラーパネルまで滅多に届かない。
次に風について、台風や風の強い日もあったがソーラーパネル自体がポータブル電源よりも重く、台風の直撃レベルではない限り吹き飛ばないと思う。
もちろん天気予報を随時チェックして風の強い日は屋内に避難させているけれど。
雨の予報があれば上図の耐水ケースを使っている。
小さな太陽光発電の使い心地
ベランダ室外機の上に構築したポータブル電源とソーラーパネルの太陽光発電システム。
部屋から撮影すると下図のように窓から各種プラグの抜き差しができる状態となっている。
屋内から直接操作できる状態のため、気軽な外部電源として活用している。
たとえば車中泊などで人気のグリル鍋だが、電子レンジより軽く、気軽に持ち運べるためベランダ近くに置いて煮物を作ったりしている。
1日1食にかかせない大豆粉などで作るパンは今までヘルシオ(オーブンレンジ)で焼いていたが、グリル鍋でパンケーキのように焼くようになった。
このグリル鍋は使うほどに電子レンジを上回るのではないかと思う側面を発見させられるが、今回はソーラーパネルの話なので割愛する。
屋外に非常用電源がある安心
先ほどのグリル鍋で調理をすると1回あたり22%前後バッテリーが消費した。
それでも日中は晴れていれば24W〜52W当たりで常時充電されているので、残量をチェックすると42%から99%あたりになっていることが多い。
これは夏場だからということもあるかもしれない。
賃貸で広いバルコニーがあっても「使い道ないな」と思っていたが、4枚をフラットに設置するだけで電気代は限りなく抑えられそうだ。
そのためにはフラットな電源ケーブル(Amazon検索結果へ)で窓を閉めても内部に電源を入れられるようにするといった対策が必要になるけれど、それをするだけの価値はあると思えた。
過去レビューで触れたがポータブル電源「EBL MP1000」はパススルー充電に対応しているので、昼間に家電を盛大に接続することで内蔵バッテリーの寿命を延ばすこともできる。
ポータブル電源というとキャンプや車中泊、災害時などの印象を持っていたが、パススルー充電できる機種を選ぶことで外部電源として日常でも使えることがわかった。
そして、先日からトラベルルーターとソフトバンクSIMを屋外に出して使い始めている。
もちろんポータブル電源から常時電源を供給してもらっての運用だ。
これについては改めて記事にしていきたい。
今回レビューした200Wソーラーパネルの詳細・レビュー64件はAmazon販売ページへ
次回→数日ほどRakuten最強プランを屋外に設置した結果。(スピードテストと安定度の変化)
前回→ポータブル電源「EBL MP1000」のソーラー充電が頼もしい話。