理想の筆圧ペン搭載ノートPCを注文、選んだ理由・クーポン適用価格ほか
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Apple Pencilが使えるiPadシリーズやWacomスタイラスのArrowsシリーズから始まり、液晶ペンタブレットといったデジタルノートまで様々なデイバスを試してきた。
紆余曲折、たくさんの時間とコストをかけてしまったが2023年9月時点で納得できるノートパソコンを注文できた。
それは富士通の2in1ノートパソコン「LIFEBOOK WU3/H2」で、現状と比べると次のようになる。
- M1搭載MacBook AirよりCPUが高く
- Wacomスタイラスペンを内蔵
- 12.9インチiPad Proよりも大画面な13.3インチ
- 駆動時間が約30.3時間とロングバッテリー
- 大きな電池を選んでも988gと軽量
- 日本仕様のキーボード(バックライト付)
- 文字書きには嬉しいATOKがプリインストール
これでiPad mini 6とM1 MacBook Air、Arrows Tab x 3台、そしてバックアップ用に保管していた当時世界最軽量のNECノートパソコンを手放せる。
また、iPad mini 6などに付属する全機種の電源アダプタや充電ドックといった周辺機器も一緒になくなるので部屋から一斉に金属パーツがなくなることに、ーーーーそう考えるだけで心も軽くなる。
ただ納期は2週間程度かかるという。
その遅い納期から富士通への注文をためらっていたが、ようやく決断できた。
この記事では注文した「LIFEBOOK WU3/H2」のカスタマイズしたスペックと新規登録クーポンを使った最終購入金額、MacBookというかAppleから乗り換えようとした理由などを記録していく。
理想の筆圧ペン搭載ノートPC。
カスタマイズ内容と価格の話。
富士通WEB MARTで注文した「LIFEBOOK WU3/H2」は標準仕様(最小構成)から下記の項目をカスタマイズした。
- RAM:8GB → 32GBへ
- CPU:Intel Core i5-1335U → Intel Core i7-1360Pへ
- カラー:ブラックからホワイトへ
- バッテリー:25Wh(11.0時間)から64Wh(30.3時間)へ
上記のとおりストレージ以外は注文ページで選べる最高スペックとなってしまったが、新規登録クーポン7%OFFなどを適用して最終価格は税込197,439円(送料込み)で購入。
そこへ楽天リーベイツ7%還元が行われるので18万円台になると思う。
2022年7月14日の注文記事をみると現在のメインPC「M1 MacBook Air」(RAM16GB / SSD 1TB)を整備済製品で173,800円にて購入している。
ちなみに「LIFEBOOK WU3/H2」の画面サイズに最も近い最新の12.9インチiPad Pro (第6世代)を注文すると追加で172,800円〜が必要となる。節約する場合は2023/09/19時点のiPad整備済製品で最安の12.9インチiPad Pro 第5世代=135,800円という手もある。
そうなるとM1チップに対してグラフィックスでは劣るもののCPU性能で勝りタッチパネルで寝モバに最高でWacomデジタイザ内蔵な「LIFEBOOK WU3/H2」が197,439円(ここから更に楽天ポイント7%分が別途還元)は破格だと思った。
ちなみに「Intel Core i7-1360P」のPassMarkスコアは「19600」(CPUBenchmark.net調べ)とのこと。
もちろんiPad Proには高解像度やハード・ソフトの完成度もある。しかし、特定アプリへの依存度が高く好きなアプリが最新OSアップデートに対応できず更新停止したりアプリ自体の配信を終了といったことが頻繁にある。
実際、iPadの人気を後押ししてきたであろう高性能ノートアプリ「GoodNotes」でさえ、Appleが人気アプリの機能を”しれっ”とOSに取り込んでいく様子を見たからなのかWindows版にも力を入れ始めている。
私は商業イラストレーターではないこともあって13.3インチのワコムデジタイザで十分、むしろソフトが開放されているPC一体型で筆を取る頻度を増やす方が良いと思えた。
LIFEBOOK WU3/H2を選んだ理由。
重量が魅力的。
MacBookとiPadの合体品といえる機能を提供する「LIFEBOOK WU3/H2」は重量864g〜、注文した大容量バッテリーを積んだ最大構成(ストレージ以外)は988gとなっている。
M1 MacBook Airは重量1.29kg、そこへ外出先で絵も書きたいと12.9インチiPad Pro第6世代(重量682g)も手にすれば合計1.9kgを超える。
その物理的な負担だけではない。
Mac/iPadーーーーそれぞれのOS・アプリのアップデートやバッテリー残量の管理、充電の手間を考えると「LIFEBOOK WU3/H2」の1つで済んでしまう様はエレガントに思えた。
ちなみに手持ちの13.3型WindowsタブレットPC「Arrows Tab Q736/M」は実測1,052g、キーボードなしでも1kgを超してしまうのだ。
最大構成にしなければ重量988gではなく、864gという軽さになった。
しかし、30.3時間駆動の13.3型キーボード付きWacomな2in1コンバーチブルが988gという次のメリットから避けられなかった。
軽さよりバッテリー駆動時間を選んだ理由。
本体が重くなってでも大容量バッテリーへ変更した理由は3つある。
1つは屋外でのPC作業を増やすという目標を叶えたかったから、別にカフェでブログを書きたいとかではなく、待ち時間や移動中の隙間時間を有効活用したい。
もう1つは自宅でのケーブルレスな時間を増やしたかったというのがある。寝転びながらブラウジングする際、MacBook Airは1.29kgで重く、かつタッチパネル非対応なのでトラックパッドを使って操作する必要があった。
その点で「LIFEBOOK WU3/H2」はタッチパネル+ペン入力+トラックパッドに対応していてシーンに応じた最適なに操作が可能、これで息抜きしながら調べ物できる。
最後の1つはポータブル電源+ソーラー充電が優秀だったので公表値30.3時間駆動であればPC電気代は0円にできるかもしれないという好奇心。
この3点が大容量バッテリーを選ぶ際に背中を押した。
ストレージを強化しなかった理由。
ストレージはSSD換装の報告も数件あることから標準256GBのままにした。
最初は換装の手間や3年保証(標準)を大切にすべく1TBへのアップグレードも検討した。
しかし、富士通の注文ページにある1TBを選んでもECサイトにて半額程度で購入できるSSDより読み書き速度が圧倒的に遅いという根本的な問題が横たわっている。
CPUとRAMの足枷となるストレージ、唯一にして安価に高速化できるパーツである。
そのため、初期の256GBはバックアップメディアとして保管して高速1TBに換装することを選んだ。
RAM容量を32GBにした理由。
RAMを一般的な16GBではなく32GBにした理由はブログを書くためだ。
ブログ記事を書くときに情報収集を国内外で幅広く行うため、多くのタブを開く。しかも複数のブラウザで。
そこへ手書きアプリの起動、Officeスイートなどを開きっぱなしにして気軽に切り替えるようにしようとするとRAM32GBは欲しかった。
詰まるところ、私は大きな仮想デスクへ好きなソフトウェアを広げておきたいようだ。
スタンディングデスク状態で調べ物をして、疲れたら寝転んで、出かける時はバッグに入れてーーーーーどれも全てソフトウェアを開いたまま、そんな生活に憧れた。
他にもある選んだ理由。
些細な事柄を挙げるとキリがないので代表的な「その他」を選ぶと、ATOKプリインストールが挙げられる。
もちろんサブスク版ATOKを契約すればMac/iPad/iPhoneでも利用可能だが、そうではない。
Apple製品が支持されている理由でもあるが、ハードとソフトのバランスが重要で富士通「LIFEBOOK WU3/H2」にATOKという組み合わせが私にはとても相性よく思えた。
また富士通ワコムデジタイザ製品の共通仕様なのか、ディスプレイがペーパーライクなアンチグレアというところも気に入っている。
それにより13.3インチで電子書籍を読む際も少しだけ電子ペーパー寄りになるのも良い。
他には次のような点も購入に至った理由となる。
- USB-C充電に対応
- microSDカードスロット搭載
- Core i7限定でThunderbolt4対応のUSB4 x 2 搭載
- 指紋センサー搭載
- 有線LAN対応
- HDMI出力対応
- スタイラスペンがフロント下にあるので気軽に取り出せる+充電可能
今回カラーは王道の”ピクトブラック”ではなく、”シルバーホワイト”を選んだ。
以前NECの世界最軽量タッチパネル搭載ノートPCを購入した際、旅行で持ち歩いていると知らぬ間に傷をつけてしまったようでブラックの塗装が剥がれて下地の白い部分が露出、一気に見窄らしい見た目になってしまったという苦い経験がある。
シルバーホワイトはMacBookのようなメタルボディではないものの塗装前の色に近いと判断した。
それと見た目を軽く感じられる色というのもある。
楽天市場店と公式ストアの話。
なお、今回は富士通WEB MARTで注文したが楽天に出店している富士通ストアではカスタマイズ済み製品が特価になっていることがあり、本当は数ヶ月前に注文する予定だった。
しかし、悩んでいるうちに在庫切れとなってしまい富士通WEB MARTでしか購入できなかった。
今回注文した構成で楽天のほうが1万円ほど安く、さらに楽天ポイント還元がショップで5000円相当+楽天お買い物セールで最大7000円相当だったことから楽天が最安値だと思う。
ただキーボードに日本語かな表記がついていたりと細かなカスタマイズが対応していなかった記憶がある。
いずれにしても最安狙いなら楽天の富士通ストア、完全カスタマイズなら富士通WEB MARTになると思う。
(追記)
上記は2023年9月19日に書いた記事で当時の納期は「2週間程度」となっており、富士通WEB MARTのレビューを見る限り1ヶ月以上も「手配中」のままといった問題もある模様。そのため、注文状況や到着までの状況を追記する予定。
リンク:富士通WEB MART / 楽天の富士通ストアへ