最新Wear OS 4が初代Pixel Watchに配信開始、目玉機能とは

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Googleは1週間ほど前、初代Pixel Watchに「Wear OS 4」を展開すると発表した。

そして2023年10月18日、その約束が果たされたようだ。

最新ソフトウェアビルド「TWD4.2301005.002」は本日よりWear OS 3.5で動作するPixel Watch向けに配信されている。

Wear OS 4が初代Pixel Watchに配信中。

その発表は今から8時間前、Google Pixel Watch Helpというコミュニティで行われた。

最新アップデートには2023年10月のパッチとWear OS 4へのアップグレードが含まれており、多くのバグ修正、バッテリーの改善、パフォーマンスの更新などが盛り込まれている。

その中でも目玉と思われるアップデートは下記のとおり。

  • Watch Transfer・・・Pixelスマートフォンの買い替えをした際に出荷時へリセットすることなくPixel Watchを新しいスマートフォンへ簡単に移行できる機能。
  • バックアップと復元・・・古いPixel Watchからデータおよび設定を安全にバックアップできるようになり、ウォッチフェイスを含めた全てのデータを維持したまま新機種へ乗り換え可能に。
  • Googleカレンダーアプリ・・・新しいGoogleカレンダーがPixel Watchにプリインストール。30日間のスケジュール表示やイベント・タスクの通知、手首を使った切り替え、タイル対応など見やすさを向上。
  • アクセシビリティとカスタマイズ・・・TalkBack体験をサポートする新しいテキスト読み上げエンジン、左右のオーディオチャンネル間におけるサウンド強度調整・オーディオバランスなど
  • セーフティ機能・・・Wear OS4にアップグレードすることで初代Pixel Watchでも緊急機能へ簡単にアクセス可能に。メディカルIDを使用することで手元から簡単に医療情報へアクセスしたり、緊急サービスへ送信できるようになった。
     これにより夜中の帰宅や早朝のランニングといった際に起こる突然のトラブル時にも小さなセーフティネットを起動できる。

Googleによれば本アップデートは段階的に行われ、今後数週間にわたって続くという。通常はOTAアップデートの準備完了を通知で受け取るが、ユーザーは任意で「設定→システム→システムアップデート」より手動更新もできるとしている。

Samsung Galaxy Watchなど他のWear OS搭載デバイスは、すでにアップグレードされているため取り残されていた初代Pixel Watchユーザーの悲願が成就した形だ。

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