いざポータブル冷蔵庫の生活へ|「EENOUR D18」開封レビュー

公開日: : 最終更新日:2024/03/31 周辺機器 , , ,

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EENOURブランドの最新ポータブル冷蔵庫「EENOUR D18」とDシリーズの別売り内蔵バッテリーが到着した。

同社の電話担当者と会話した際は販売担当と情報を共有していないので納期などは把握できないと回答があり、4月上旬の到着も覚悟していた。

すでに別カラーは初回ロットが完売で次回は4月上旬以降に出荷予定となっている。

それを言い換えれば初期不良の際、交換に時間がかかることを意味する。

そんな「EENOUR D18」の開封を行っていきたい。

「EENOUR D18」開封レビュー

今回の配達は佐川急便。毎回配達していただく方は異なるが、とても丁寧な応対で心が洗われるような錯覚に陥る。やはり地域担当者次第といったところなのだろう。

記事冒頭の写真に映る大きな箱はポータブル冷蔵庫「EENOUR D18」本体で、型番「D18」は容量18Lという意味だと思われる。

小さい箱は別売り内蔵バッテリーで型番「DB01」。これは10Lのみの時から販売されていた製品だ。

楽天公式ショップから発送時、1つずつ別々の追跡番号が発行されていた。まさかとは思っていたが、本当に別々の配達員より届けられた。

てっきり「セット」として販売しているから同梱されているのかと思っていた。

大きい箱を開封。最近では珍しい発泡スチロールが現れる。なぜだか家電らしいなと思ってしまった。

発泡スチロールを1つ取り除いて、袋を取り出すと本体が現れた。

ちいさい。

これが冷蔵庫になるなら、最高だ。

そう思いながら本体を持ち上げる。

ォォオ。

変な声が漏れるほど見た目と重さにギャップがあった。白米10kgをイメージしていたが軽い。

iPhone 12 miniより重いはずのiPhone 15の筐体が大きくて軽く感じた時を思い出す。

これなら18Lの冷蔵品を入れても持ち運べそうだ。

ブラックにしたので厳つい雰囲気になっているが、実はクーラーボックスと変わらない重量感。いや、変に重いクーラーボックスもあるので下手をしたらそれより軽いかもしれない。

しばらくは視覚情報とのギャップに戸惑いそうだ。

フロントパネルをチェック。

10Lモデルで指摘が相次いでいた底辺の設置。それが18Lモデルではファンが大きくなり、その上に配置されていた。

正面から左の側面。

何やら注意書きのシールが貼られている。

やはり事前調査したとおりポータブル冷蔵庫といえど本格的なコンプレッサー式を採用しているわけで、家電の冷蔵庫を引越しで持ち出した時と同じ扱いのようだ。

引越し未経験などであれば何の話かわからず電源ON→故障となるだろう。アウトドア用品として販売している以上、メーカーとしてはシールで注意喚起するしかなさそう。

別売りバッテリーを内蔵するスペース。その下にはDC入力(12V/24V)とPV入力が用意されていた。ここへ内蔵バッテリーによるUSB-C(最大60W入力)が加わる。

6時間後が待ち遠しい。

正面から見て右側面には何も端子類はない。

メイン装置は全て左側にある。そのため、取手の中央を持つとパネル側が重く感じる。蓋を反対にできる製品なので利き手など持ちにくい時は変えることになりそうだ。

蓋を開けると、新品の冷蔵庫を開けた時に漂う独特な匂いが広がった。

この匂いが広がるということは密閉性能が高いということだ。これは冷却性能への期待が高まる。

正直、厚手のクーラーボックスに冷却システムをつけただけかもしれないと覚悟をしていたので驚いた。

想像以上に「冷蔵庫」だ。

何かが入っている。

袋が1つ、小箱が1つ。

袋の中身は電源ケーブルとシガーソケット用ケーブル。保証カードと説明書が入っていた。

日本語の解説を発見。蓋の外し方(上図の右下)など図解で説明されている。

小箱には電源アダプターがはいっていた。

やはり大きい。これまでポータブル冷蔵庫を避けてきた理由の1つでもある。そこへ高い省エネ性能によりUSB-C充電だけで運用できるかもしれない「EENOUR D18」が登場。

上図2枚にわたる電源アダプターが全て不要というのは魅力だ。

さすが日本向けに販売しているだけあって、3Pプラグはなかった。

型番「DB01」、別売りバッテリーを開封する。

蓋を開ける取り扱い説明書が同梱されていた。

バッテリーを取り出すと、入出力に対応したUSB-C(最大60W)とUSB-Aの2ポートを確認。

単体でモバイルバッテリーとして動作するというのも良い。掃除機やパソコンの別売りバッテリーは意外と専用端末でしか使えないという制限が多い。それに対して無駄にならない設計のバッテリーをポータブル冷蔵庫が用意しているのには時代を感じる。

ポータブル冷蔵庫との接続用と思われる端子が底面に設けられていた。

背面ラベルを見ると型番「DB01」、電池種類18650リチウム電池、定格容量15600mAh(170.82Wh)となっていた。

冷蔵庫経由の入力は最大100W。ということは急ぎの時はDC/PV入力が良いということになる。

リチウムイオン電池ということでスロー充電をすれば負担が軽くなる。その点でもUSB-Cケーブル1本の60W入出力が良さそうだ。

少し気になることがあるとすれば内蔵バッテリーに蓄電してからの出力なのかという点。つまりパススルーなのかどうか。

株式会社MK JAPANは輸入元となっているので製造・開発に携わってはいないようだ。リチウムイオン電池やリン酸などは中国の独壇場なので当然なのかもしれない。

とりあえず風通しのよい場所へ放置。

6時間後に電源を入れるのが楽しみだ。

シャープの2ドア小型冷蔵庫は「どっちもドア」が魅力の製品。それに対して「EENOUR D18」は上蓋タイプ。開ける方向も変更できる。しかも座ったり踏み台にもできる耐荷重100kg。

消費電力の話をするとシャープ2ドア小型冷蔵庫は冬場ということもあって最小設定にしている。冷蔵庫の中には1割程度しか食品が入っていない状態だが、毎日0.8kWhを消費している。定格45Wなので仕方がない。これでも冷蔵庫としては省エネの部類に入る製品だ。

それに対して「EENOUR D18」の消費電力はMAXモード=38W、ECOモード=25Wと低い。

「EENOUR D18」の動作に問題が問題なければ、電子レンジを一緒に手放すつもりだ。オートミールのパンを焼けなくなるが、フライパンでも焼くことはできる。

電話機、FAX、ベット、テレビ、洗濯機と手放してきたが、ついに冷蔵庫もコンパクトに。

次回は実際に使えたのか、冷えたのかといった初運用の様子をレポートしていきたい。

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次回→モバイル冷蔵庫「EENOUR D18」は冷えたか、温度計でレビュー
前回→ポータブル冷蔵庫「EENOUR D18」を注文、3つの購入理由。

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