日本初の「3Dプリンター住宅ローン」商品化、23時間でマイホーム完成へ
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3Dプリンター住宅のセレンディクス株式会社(兵庫県)は2024年4月10日、株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、以下オリコ)と提携して同社が販売する3Dプリンター住宅の購入に利用できる「3Dプリンター住宅ローン」を商品化したと発表した。
日本初の3Dプリンター住宅向けローン誕生となる。
「3Dプリンター住宅ローン」商品化
セレンディクスは2022年に10m2タイプの「serendix10」、2023年に2人世帯向けの「serendix50」の販売を行ってきた日本初の3Dプリンター住宅メーカー。
今回の「3Dプリンター住宅ローン」は、セレンディクスが提供する住宅の購入に対応する無担保消費性ローンとなる。
地域金融機関が本ローンを提供し、オリコが地域金融機関の保証を担う。個人を対象とした利用上限額1,000万円、利用期間は15年まで。
セレンディクスが販売する3Dプリンター住宅の価格に合わせて、本ローンの利用金額や利用期間をコンパクトに設定しているという。
今後は法人・個人事業主向けにも小口事業性融資を開始予定と続ける。
法人・個人事業主向けの上限金額は500万円、利用期間は最大で5年。(5月中旬より取り扱い開始予定)
セレンディクスは、2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅「serendix10」を23時間で完成させており、2023年には販売第1号として長野県佐久市に施工、納入。
セカンドモデルである「serendix50」は、2人世帯向け3Dプリンター住宅で50平方メートルの広さがあり、キッチン、バスルームなど水回りにも対応する。価格は550万円(税別)を予定。今夏までに先行モデルとして、限定6棟の建設を計画。今後は大規模量産へ向けた体制整備を予定していくとした。
Source:プレスリリース
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