NHK「ネット配信」の必須業務化が成立、受信契約者について明らかに

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NHK広報局は2024年5月17日、同日付でインターネットを通じた番組提供をNHKの必須業務とすることなどを柱とした改正放送法が国会で成立したと報道発表した。

これによりNHKが配信する番組と同じ情報をインターネット経由で視聴できるようになり受信料を獲得できるとしている。

NHK「ネット配信」が必須業務に

NHKは報道資料の冒頭で次のようにコメントしている。

この必須業務化は、任意業務だったNHKのインターネットによるサービスが、放送と同じ情報内容や同じ価値を提供し、受信料を頂くという、これまでより高い位置づけになることだと受け止めています

引用:NHK報道資料より

テレビを所持していない場合については、スマートフォンやパソコンを持っているだけで負担の対象にならないとしている。

改正法で対象となるのはアプリのダウンロードやID取得といった一定の操作を行い、配信を受け始めたユーザーを対象としているとのこと。

NHKは過去に日本のスマートフォン製造メーカーがガラパゴスと揶揄されながらも日本独自の強みとしていたワンセグ・フルセグ機能を悪用して受信料の契約を迫り勝訴したことがある。それによりiPhoneやGalaxy、Pixelといった海外製スマートフォンが台頭したといっても過言ではない。その後に起きた巨大地震をはじめとした大災害においてワンセグ・フルセグを視聴できないことで失った命を考えるとやりきれない気持ちになる。

NHKをはじめとしたラジオ放送は受信契約の対象外となっている。災害発生時の救援場所や危険な地域などリアルタイムで知る手段としてラジオだけでも所持することをおすすめしたい。

残念なことにラジオの電波を標準で受信できるスマートフォンは中国メーカーのほうが多いという状況だ。意外とAndroidタブレット製品でもラジオ受信できることがあるので一台は中華パッドを手配しておくのも良い。

なお、ラジオ対応の有無を簡単に見分けるにはラジオ対応アプリがインストールされているかどうかでわかる。製品ページや販売ページに「FM」とだけ記載されている場合もあるので見逃さないようにしたい。

日本のスマートフォンメーカーがワンセグ・フルセグを維持していればXperiaが人気を維持するなど少しは景気も変わっていたように思う。iPhoneだってSuicaのように泣く泣くテレビ受信機を内蔵したかもしれない。

前回→NHKのネット視聴向け受信料、地上契約と同等で検討

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