219ドルでSnapdragon865搭載な5.5型「Retroid Pocket 5」まもなく発売、初のLinux化OKなどスペック

公開日: : その他・中華タブレット

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Retroidが新たに最大輝度500nitとギリギリ屋外でも使える明るさまで対応した5.5インチのハンドヘルドPC「Retroid Pocket 5」を発売した。

「Retroid Pocket 5」はプロセッサにQualcomm Snapdragon 865をインストール、さらにLinux OSを公式サポートしている。軽量なディストリビューションを選べば快適な簡易PCとしても使えそうだ。

5.5型「Retroid Pocket 5」とは、スペック

はじめに主要スペックを見ていきたい。

ハンドヘルドコンソールということでディスプレイは5.5インチと小さい。解像度は1920×1080、有機ELの1つであるAMOLEDディスプレイを採用しているため性質上の弱点である太陽光の下では見えにくい。しかし、輝度が最大500nitまで底上げされているので紫外線の当たらない日陰でプレイすれば楽しめそうだ。

処理性能ではプロセッサにQualcomm Snapdragon 865(1*A77@2.8G 3*A77@2.4G  4*A55@1.8G)を採用、同チップはソニーのXperia 1 IIにも搭載されている。その処理性能はAmazon検索結果一覧(Amazon検索結果へ)からレビューを確認するのが良いかもしれない。

メモリはRAM6GB、内部ストレージはUFS 3.1の128GBを搭載する。CPU/RAM/DISKの中で足枷となるストレージがUFS3.1ということでLinuxカーネルの軽量ディストリビューションを選べば軽快な操作を期待できそうだ。

ABXYボタンやジョイスティックの機能はカスタマイズ可能。

カラーバリエーションは4色展開。

Retroidはゲームコンソールとしては初めてLinuxを公式サポート。ユーザーはBatoceraあるいはArmbianをインストールできるほか、他のディストリを移植したい開発者にはカーネスソースが利用できるという。

OSはAndroid 10とゲーミングコンソールらしく古い。Androidタブレットとして使う予定でいると最新Androidではないからとアプリをインストールできないといったことで困るだろう。

DisplayPort(1080p)を備えているほか急速充電は最大27Wをサポート。バッテリー容量は5000mAh、スマートフォン並みのサイズである5.5インチとしては大容量といった印象。

「Retroid Pocket 5」の発売日は2024年9月9日。定価は219ドル(日本円換算31,169円)と手頃なハンドヘルドコンソールに仕上がっている。

予約注文では最大20ドルの値引きが受けられるキャンペーンが実施されているが、日本への発送も対応しているそうだが記事投稿時点で在庫切れに。復活するかもしれないので欲しいときは定期チェックをすることになりそうだ。

Source : RETROID

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