格安タブ「Blackview Tab90WiFi」を防犯カメラの監視モニター化、外出先での使用感など追加レビュー

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2024年8月下旬に購入した防犯カメラ「COOAU AR-W605」をiPhone 14で使用していた。

Android端末とは異なりApple製品は機種が限られていて、その多くが似た仕様・パーツ構成のためか専用アプリ「COOAU Cam」の動きも良く満足できる結果を得られた。

その一方でメイン端末であるiPhone運用は常時モニターとしては相応しくないことがわかってきたのも事実。

そこでiPhoneではなくAndoridタブレットへ変更して実際に使えたのか、他にも光回線を導入したことで楽天モバイルを使って外出先から使えたのかといったことをレビューしていきたい。

「Blackview Tab90WiFi」を監視モニター化

監視モニターとして使用する「Blackview Tab90WiFi」は処理性能を重視したモデルではなく、コストパフォーマンス重視のタブレット端末。それもあってスペックは抑えめ。しかし、格安ながら顔認証に対応、背面カメラ1300万画素を備え、PD充電対応といったBlackviewらしいポイントを押さえた製品造りをしている。

まずは製品仕様(スペック)に触れておきたい。

  • OS:Android 14
  • 画面:11インチIPS(1280×800)
  • SoC:UNISOC T606(オクタコア、最大1.6GHz)
  • RAM:物理4GB+仮想8GB=合計12GB
  • ROM:128GB
  • 外部メモリ:microSDカード最大2TB対応
  • 動画配信:Widevine L1対応/NetFlix対応
  • カメラ:8MP+13MP
  • バッテリー:8200mAh
  • 端子:USB-C(10W PD充電)OTG対応
  • 生体認証:顔認証
  • Google Playストア:対応
  • 保証:購入時1年間、メール登録で最大2年間に

上記より詳しい情報は開封レビュー記事へ譲る。

このスペックで問題なく防犯カメラ「COOAU AR-W605」を遠隔操作することができた。

その防犯カメラ「COOAU AR-W605」については過去記事「5,500円のONVIF防犯カメラ「COOAU AR-W605」購入レビュー、画素数など選び方」から一部の特徴をピックアップするとトラブル報告が少ない500万画素を満たしていながらソーラー充電方式ではなく、追加設備が必要なPoE方式でもない。かといってオープンなONVIF規格をサポートしている。それで当時5500円だった。

ちなみにソーラー充電は良さそうに見えるが実際は録画開始が遅れたり、いつの間にか電源が切れていたり、録画時間に制限・・・というか限界があるといった制約が多い。

他にもマイナス20度に対応している防犯カメラが少なかった。PCでも使えるONVIF対応というのも高ポイントというマニアックな機種だ。

さて、本題へ。

「Blackview Tab90WiFi」でも防犯カメラは使えたか

そんな「COOAU AR-W605」をiPhoneから「Blackview Tab90WiFi」へ操作をバトンタッチした。専用アプリとはいえ利用者が少ないこともあって情報が少なく戸惑う部分もあった。

  1. 同一アカウントではログインできない。
  2. 家族シェア機能が使えない。
  3. iPhoneでPTZ調整済みだとうまく動かない。

【1】についてはBlackviewのアプリでログインするとiPhone側は強制ログアウンととなった。かといって【2】の家族シェア機能は使い方が複雑なのか、設定の堂々巡りを繰り返した末に諦めた。

【3】についてはBlackview側の専用アプリで再び「PTZ補正」を行うことでタッチ操作や仮想の十字キーによるカメラ操作が正常に行えるようになった。これを実行するまでは右スワイプだろうと左スワイプだろうとカメラが延々と左へと動いていったり、上下にカメラが動かないといったことがあった。もしかするとAndroid間であっても「PTZ補正」は必要かもしれない。

いずれにしても下図のような感じで使用できた。

iPhoneでは実現できない「PCモード」で使用している。

VLCで音楽やら動画を流したり、電卓やアナログ時計などを表示している。

しかし、何といっても上図の右半分を占めている監視映像がダントツで便利だ。

常に最新の状況をフルカラーで確認できるだけでなく、音も聞こえるので防犯カメラの位置と全く反対側の部屋にいる私には重宝している。

もちろん「PCモード」ではなく通常のAndroidアプリとして単画面表示も可能。そのときは細かな設定メニューも操作できるので使い分けている。

操作・設定は「単画面モード」。

映像確認中は特に何もしないのでプライムビデオ流し掛けなどができる「PCモード」。

そんな感じで使っている。

外出先でも使えたか、iPhone x 楽天モバイルの場合

「COOAU AR-W605」は外出先でも映像を確認できた。

配達員との会話もできるので不在であることを伝えられた。不審者というか家の前で立ち止まっている人がいれば通知も届くし、監視モードを「人間以外も対象」にすれば自動車が止まっていることもわかる。ただ監視を最大にしてしまうとカメラの前を飛び交う小さな羽虫でさえ捉えて通知してくるのでデフォルト設定に戻した。

そういう意味では理想には届かないのかもしれないが、、外出先でも玄関ドアの上にある監視カメラが閲覧できるだけで十分な安心を得られた。

もしリアルタイムで対応できなくてもアプリ内のタブ「録画データ」から何が起きていたのか把握することが可能。ソーラー充電タイプではないので節電が必要ないから録画開始が遅れることもない。

—————といった感じ。

それと別荘地ということで犬の散歩をする人も少なくないが、監視カメラに映るのを避けたいのかルートから外されたようで排泄物を掃除した後の「掃除」をしなくてよくなったのが助かる。

あとはホームセンターまで出掛けて帰ってくるだけで薄暗くなることが多いが防犯カメラのLEDライトが明るく、しかも追尾してくれるので駐車場からポーチ、玄関まで明るくサポートしてくれるという特典付きだった。

このLEDライトが明るいということも「COOAU AR-W605」を選んだ理由の1つ。

監視モニターをiPhoneから「Blackview Tab90WiFi」へ乗り換えたことで大画面で見やすく、かつ「PCモード」のおかげで1つのアプリに占有されないので有効活用できている。というわけで、屋外ではiPhoneでログインし直して、自宅ではBlackviewといった運用方法に落ち着いていた。

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