長く愛用しているiPad mini保護ケース、何が良かったのかレビュー
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新たなタブレットが登場しては防水ケースを探したり、マグネット利用で外部モニター化をするなど楽しんでいた。それとは別に、携帯性を重視してTPUケースを装着したり、外出先で動画視聴をしたくてスタンド機能付きを選んだりもした。
どれも善し悪しがあって、どの保護ケースが良いなんて判らない。
それでも、iPad miniに限っていえばロディアの手帳ケースが最適解だったように思う。
ご覧のとおりiPad mini専用ではない何の変哲もない「革の手帳」だ。
耐久性を考慮すれば別途TPUケースや保護シールを貼る必要があるし、機能性を高めようとスタンド機能のある保護カバーケースごと手帳ケースのポケットに収納していたこともあった。
そうやって何年もの間にわたって使い続け、最終的に手帳ケースだけで使い続けている。
それではiPad向けでもない手帳ケースの何が良かったのかに触れていきたい。
iPad mini保護ケース、何が良かったのかレビュー
iPadを使って認識が大きく変わった点を挙げるなら「メモ」だと思う。
たとえば「手書きメモ」であれば、GoodNoteなどのメモアプリが進化して紙の媒体を使う機会が減った。これは間違いない。次に「映像メモ」、こちらも付属のカメラとiPadOS向けのスキャナアプリを使うことでOCR機能だって利用できる。しかも、そのままメモアプリに貼り付けたり、PDFファイルとして保存、コンビニのプリントサービスを利用して出力だって可能だ。
そんな「iPadのメモ」だが、さすがに万能というわけではない。
たとえば打ち合わせ中のメモ書き。これをスマートフォンやiPadで行ったり、Google Pixelの音声録音を使うと別次元の便利さを体験できるものの、マイナスの力というか「弱点」もある。
- 本体もしくはペンが外れていて電池切れ(残り20%など)
- アプリ自体がアップデートやバグで使えない(挙動が変わる、録音ミスetc)
- アプリの便利機能が有料化もしくは変化して使えない。
- 現場/使用環境や相手によっては使えない
- 相手の価値観によっては「不快」寄りの印象を持たれる(勝手に録音など)
それに対して手帳ケースを使った場合は話が変わってくる。
- 紙の手帳とペンがあると老若男女から不快感を持たれにくい(聞く姿勢、書く姿勢)
- 手帳に入っていたiPadからだと、録音ボタンを押しやすい
- 手帳に入っていたiPadのApple Pencilで手書きがしやすい
- 相手によっては手帳ケースとiPadから話が広がる
- 相手からメモ帳へ「手書き」をしてもらえる
ほんの一例だが、上記のようなメリットがある。
これが通常の保護ケースであれば「電子機器を取り出した」という印象に変わる。
他にも実用例を挙げていくと、ホームセンターのカットサービスを利用する機会があって、その時にiPadの画面から指示書を書くことになったのだが次のようにすることでサクサクと描けた。
- 手帳の左側に置いたiPadでCADデータを表示
- 手帳の右側にあるメモ帳へ書き出して指示書を提出
時間があればプリントアウトしてからホームセンターへ行くのが良いと思うが、意外と実物合わせというか材料に応じて現地で修正を迫られることもある。その際、プリント用紙へ書き加えると見えにくくなるということもあり「修正=iPad」「手書き出力=メモ帳→提出」に落ち着いた。
その他、単純にiPadの画面上にメモ用紙を重ねてトレースするという使い方もできる。コンビニプリントほど正確ではないが大きなミスをすることなく物理媒体にすばやく出力(アウトプット)できる。
それと「デスクなどへ雑に置いても格好がつく」とか「革の手帳でモチベーションがあがる」「生産性を高められる気がする」といった気持ちへの影響も大きい。
たとえば下図は2021年に書いた記事の写真だが、今でもタブレットの保護ケースに比べて「絵になる」と思ってしまう。
写真:最高のiPadケース、実は「メモ帳」だった説。より。
あれから4年が経過した。
この手帳はロディア16用カバーなのでメモを気軽に破ることができる。そのため、ちょっとした用事を伝える際にも活躍する。興味深いこともあった。メモの走り書きに対して「手紙をもらった」と記憶に残してくれている人もいたのだ。そんな変化も楽しい。
これまで自動化・効率化を求めて、仕事だけでなく日常でもテレビや冷蔵庫などを処分してシンプル化していき、気付けば限界別荘地へ移住した。この孤独が心地よく、そこにある紙や薪ストーブといったアイテムと触れることに、いつしか充実を見出すようになった。
物を減らすでも、増やすでもなく、必要な物を。
その一つがiPad miniであり、革手帳なのかもしれない。
もしデジタルに浸かって暮らしがモヤモヤしている時は、私のようにアナログ製品を増やしてみると景色とともに何かが変わるかもしれない。
今回レビューした革手帳の販売ページは下記のとおり。
→楽天のケース販売ページへ
→Amazonのケース販売ページへ(過去に注文したページ)