Android端末を業務用デバイスにする『FleetOS』、ドコモ出資。
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Androidを特定業務用の専用端末となるカスタムOS『FleetOS』の話をTechCrunchが紹介しています。
『FleetOS』とは
『FleetOS』はAndroidベースの派生OSで、Kindle Fire搭載の「Fire OS」などが有名ですが、いずれもOSレベルでカスタマイズされており特定の目的で開発されています。
『FleetOS』は元Googleの技術者などが作っているスタートアップ、使用イメージは、配送業で配達員の持つ専用端末やレストランに設置してメニュー表示端末として利用するとのこと。端末の利用者から見れば特定の利用範囲に絞られてしまうが、企業側からすれば従来からある「高価な専用端末」から「安価なAndroid端末」に置き換えることができるメリットがあるとしています。
ANFACTO LLCのWebページでは、NTTドコモとエンタープライズMDMサービスを共同プロジェクトとして発表しており、同期による管理者の制御やクラウドへの接続などを挙げています。
TechCrunchによると同社は12名のチームで運営しているとのこと。
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『FleetOS』はカスタムOSなので、root可能なAndroidデバイスであれば中華パッドでさえも専用端末にできそうです。Wi-Fiがしっかりしたデバイスで、デュアルコア程度もあれば特定業務の範囲はこなせると思うのでレガシーデバイスを販売している企業にとっては差別化(蓄積したデータベースで戦う、防水防塵など)を迫られる時がくるかも知れません。注目したいOSです。
Source:ANFACTO via TechCrunch