Nexus 5 交換後、GPSは使えたか―MVNOのSIMカード使用時
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先月、GPS不良で『Nexus 5』を交換、約1か月にわたりGPSを屋内外で使った感想を記録します。
Nexus 5 のGPS感度は良好か
交換前の『Nexus 5』は、GPSで現在位置がつかめない状態が続き、一度は何とか一時的な解決策を発見したものの、とても常用できる状態ではありませんでした。
交換後の『Nexus 5』には、格安SIMカード「ONE モバイル ONE」を差し込み、1か月ほど屋内外でGoogleマップを使いました。今回、『Nexus 5』以前に活用していた7インチAndroidタブレット「ASUS FonePad」と比較した感想です。
GPS+SIMカードで現在位置を捕捉するスピード
手持ちのWiMAXルーターは使わず、ドコモMNVOのSIMカードと内蔵GPSだけで現在位置を検索しました。試した状況は以下のとおり。
- Nexus 5 起動後、数時間経過した状態
- 位置情報は常時ONに設定
- Wi-Fi : OFF
- モバイルデータ : ON
- GPSアプリ「GPS Status」インストール済み
(屋内編:コンクリート造の窓際)
『Nexus 5』で地図アプリ「Googleマップ」を起動、同時に「GPS Status」が自動起動、通知メニューで衛星の検索開始が表示(衛星は捕捉数はゼロからスタート)されました。この状態で現在位置アイコンをタップ、しかし、10分ほど待つも捕捉できないようで、30分ほどしてから確認すると20~30m外れたところに現在位置を示すマークが表示されました。屋内といっても木造であったりすれば衛星を掴むスピードが向上するかもしれません。
『ASUS Fonepad』にSIMカードを差し替えて同じ条件でテスト、こちらは平均1分以内には現在位置を表示していました。
(屋外編:停車中)
同じ状況で『Nexus 5』の「Googleマップ」を起動、現在地アイコンのタップ後、5~10分ほどで現在位置が表示されました。う~ん、遅い。
『Nexus 5』はメインで使っているのでトータル15日ほど外出時に使いましたが、何度かは帰宅するまで現在地が掴めないままという惨事もありました。
続いて『ASUS Fonepad』ですが、Googleマップを起動した時点で現在地マークが表示されていました。待ち時間ゼロです。
(屋外編:車で移動、ナビゲーション中)
『Nexus 5』は酷かった、、、途中でGPSを見失ったというアナウンスが定期的に流れたり、200mほど離れた別の道を表示し続けるなど、実用レベルとは言えない状態でした。
一方、『ASUS Fonepad』は走行中に現在位置を見失うことはありませんでした。
試しに数日間、「Fonepad」の電源を切った状態から、電源を入れ、その1分後にGoogleマップを起動、すでに外出先の現地位置を示していました。また、GPSアプリで確認すると、13もの衛星を捕捉していました。
Nexus 5 のメリットとデメリット
LG製『Nexus 5』はお世辞にもGPS性能が良いとは言えません。また『Nexus 5』のテザリングを使っているうちにWindowsPCから接続できなくなるということが何度かありました。簡易的なモバイルルーターとして、どこまで機能するのか、不安も残ります。しかし、それらの問題をもってしても、手放せないメリットを箇条書きにしました。
- GoogleがOSの最新バージョンと初期化イメージを提供、定期的に楽しめる
- 海外ユーザーが多く、root化などハック情報が豊富
- ドコモ白ロム以外で高性能なMVNOのSIMカード対応5型スマートフォンである
- イーモバイルSIMにも対応している
- 液晶保護フィルムやケース・カバーが豊富
- Nexus 7と同じく、利用ユーザーも多いのでAndroidアプリでサポート対象になりやすい
『Nexus 5』は「この1年間、手放せなかったデバイスTOP5(2013年版)」(この時、GPSはFonepadを使用)で2位としたほど気に入っていますが、最近「Sony XPERIA Z Ultra」が欲しくなってきています。
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