中国スパイ企業として、ファーウェイ ( Huawei ) と ZTE が名指しされた件 – 真夜中のガジェッター第17話
公開日:
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最終更新日:2012/10/14
真夜中のガジェッター Huawei, ZTE
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タブクルやスマ部でも名前が上がる中国の華為(HUAWEI)と中興通訊(ZTE)が
米下院諜報委員会より中国政府のスパイとして報告されました。
数多くの証拠があるとされていますが、何が起きているのでしょうか、、、
真夜中のガジェッター、今夜も止まりません。
ファーウェイ ( Huawei ) と ZTE は中国政府のスパイなのか
アメリカ下院情報委員会は9月中旬、華為技術有限公司(ファーウエイ・テクノロジーズ)と
中興通訊(ZTE)を公聴会に召喚し、サイバースパイの疑惑のほかに
「民営企業に共産党組織がある理由」について質問をしたということです。
公聴会での質問
情報委員会の委員長マイク・ロジャース(Mike Rogers)議員によると
両社が販売している製品に中国の情報機関が
アメリカのネットワークを攻撃するためのバックドアが仕掛けられた疑いがあり
アメリカのサイバーセキュリティに脅威という指摘がありました。
また、セキュリティの問題以外に共産党組織が質問にあがりました。
「民営企業になぜ共産党委員会があるのか」
「会社方針の決定には参与するのか」
と質問があったということです。
<華為(HUAWEI)側の主張>
- 共産党委員会は中国の会社法に基づいて設置
- ウォルマート等の外資系企業にも共産党組織がある
- 企業管理と会社方針の決定には参与しないことを強調
<米下院情報特別委員会>
中国通信機器大手の華為技術(Huawei)と中興通訊(ZTE) が
米国の安全保障を脅かしている
両社の米国内での契約や買収を禁じるべき
とする報告書草案をまとめたということです。
そして、米国の民間企業に対しては
「華為技術と中興通訊のいずれかと設備やサービスなどで取引することの長期的なリスクを検討するよう強く推奨する」
と述べているということです。
テレビやパソコン、オーディオに音楽プレイヤーといった製品から
新しい製品、時代へ移行する中で衰退と急成長する企業があります。
日本でもファーウェイを使用している方が増えていると思います。
今回の件は、急成長する2社にとって、かなりの痛手となりました。
誰が何を守ろうとしているのか、何をしようとしているのかは判りませんが
セキュリティを高める努力が各人に求められていると
改めて実感させられる中国企業のスパイ疑惑ニュースでした。
Source : AFP