IDC、2014年第2四半期のタブレット出荷台数を発表―前年比19.3%増／1位はAppleほか

2014年第２四半期の国内タブレット出荷台数

　IDC Japanによると2014年第２四半期の国内タブレット端末は前年同期比19.3%増の197万台となり、四半期ベースでは前四半期に続き2桁のプラス成長を記録、主な要因としてNTTドコモ4G回線に対応したAndroid端末の出荷台数が大幅に増加したほか、Windows/iOSの法人向けタブレット需要が堅調に推移したことが挙げられています。

　個人／法人の出荷台数と前年同期比は以下のとおり。

• 個人向けタブレット：155万台（14.3％増）
• 法人向けタブレット：42万台（41.8％増）

ベンダー別シェアTOP5、国内メーカーは3社ランクイン

　ベンダー別の出荷台数シェアは NTTドコモがiPadシリーズの販売を開始したことも要因と思われるAppleが39.4％で第一位を堅持、第2位はLTE対応の「ARROWS」シリーズに注力した富士通が12.1％、次いで「Xperia」シリーズが好評のソニーが11.1％で第3位、4位にはASUSの10.8％、5位にはシャープの10.1％、その他16.5％となっており、国内メーカーが3社ランクインしました。

　今後の見通しについてIDC Japanのアナリスト木村　融人氏は5.5インチ以上のファブレット端末によりタブレットの出荷台数が減少する可能性を伝えています。

Source：IDC Japan