iOS9のスプリットスクリーンも使えそう、マルチタスク機能のハンズオン動画3件と感想
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AppleがWWDC2015で発表した新しいモバイルOS『iOS9』に追加される目玉機能を撮影したハンズオン動画が公開されています。
iOS9のマルチタスク機能を紹介するハンズオン動画3件
いずれのハンズオン動画も全機能が使える「iPad Air 2」でレビューしているので「ピクチャーインピクチャー」まで紹介しています。
Slide Over(スライドオーバー)機能
左端から右へスワイプすることで一時的にアプリを呼び出せる「Slide Over(スライドオーバー)」機能はiPad Air以降から利用可能。
メイン画面を覆うようにスライドしたアプリを一時的に利用できる機能です。
スライド領域で文字入力が可能
スライドオーバーしたアプリに対してキーボード入力をしているシーン。
アプリの領域は狭いため長文は辛いかもしれませんが、ブラウザなどと併用してカレンダーのスケジュール変更、メール作成といった内容であれば使えそうです。
iPad Air 2 以降の端末で利用できる機能
ここからはiPad Air 2 以降の端末がサポートする新機能が紹介されています。
Picture in Picture(ピクチャーインピクチャー)機能
iPad Air 2 以降では、先ほどのスライドオーバー内で表示していた動画を取り出して単体で表示するPicture in Picture(ピクチャーインピクチャー)機能が利用できます。
ホームボタンを押しても動画は止まらないため大切なシーンを見逃さずに済みそうです。
Split Screen(スプリットスクリーン)機能
スライドオーバーで呼び出していたアプリの境界線を更にスライドすると画面分割に切り替わるのがSplit Screen(スプリットスクリーン)機能。
スライドオーバーとは異なり2つのアプリが前面表示になるため一方のアプリ画面が暗くなることはありません。そのためブラウザで確認しながらメモを作成するといった用途に最適です。
iOS9のハンズオン動画3件
1つめはMacRumorsの綺麗で見やすいハンズオン動画。
続いてiUpdateOSのスライドオーバー機能がわかりやすいハンズオン動画。
TechnoBuffaloではスライドオーバーによる文字入力シーンがありました。3分20秒あたりから数秒間という短い映像です。
本日はiOS9に5段キーボードの存在が確認されたり、iPad Proの解像度が「2732x2048」となる可能性が伝えられるなど今回の画面分割もあわせて大画面12.93インチと噂される「iPad Pro」へ向けてコンテンツ消費目的だったタブレットから生産性を求める動きがあるように感じました。
Android Mでも画面分割機能が見つかっていることからWindowsタブレット(2in1)も巻き込んで早ければ2015年末から軽作業向け2in1タブレットの争いが繰り広げられそうです。