7インチUMPC対決!One Netbook One Mix vs GPD Pocket のスペック比較
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最終更新日:2019/05/18
その他・中華タブレット One Mix, One Netbook, UMPC
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7インチという小型UMPCで新たに筆圧検知をサポートした『One Netbook One Mix』が登場しました。小型ノートパソコン復活の狼煙を挙げたGPDのGPD Pocketをは日本でも展開しています。
この2機種のスペック比較、ディスプレイ面やキーボード面の違いを確認したいと思います。
GPD Pocket vs One Netbook One Mixのスペック比較
タブクルで過去にGPD Pocketをレビューしましたが、アルミ削り出しの筐体は今もなお手に取ってみたくなる魅力的なノートパソコンです。大型新人『One Netbook One Mix』も同じ素材、同じディスプレイサイズ、トラックポイントらしき入力デバイスや特殊配列のキーボードまで同じです。
One Netbook One MixとGPD Pocketの違い
それでは何が異なるのか、はじめにスペック表で確認したいと思います。
スペック比較表
タブクル調べ tabkul.com |
One Netbook One Mix | GPD Pocket |
OS | Windows 10 Home | Ubuntu 16.04 LTS or Windows 10 Home |
CPU | Intel Atom x5-Z8350プロセッサ 1.44~1.92GHzクアッドコア | Intel Atom x7-Z8700プロセッサ 1.6GHz-2.56GHzクアッドコア |
RAM | 8GB DDR3 | 8GB LPDDR3-1600 |
ストレージ | 128GB eMMC | 128GB eMMC |
SDカード | microSDカード最大128GB | 非搭載 |
液晶 | 7インチ/OSG/16:9 | 7インチ/Gorilla Glass 3/16:10 |
解像度 | 1920×1200 / 324PPI | 1920×1200 / 323.45PPI |
スタイラスペン | 2048段階オリジナルペン | 非対応 |
カメラ | 非搭載 | 非搭載 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
近距離無線 | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.1 |
インターフェイス | USB3.0/USB-C/microHDMI | USB3.0/USB-C/microHDMI |
サイズ | 182x110x17mm | 180×106×18.5mm |
重さ | 515g | 480g |
バッテリー | 6500mAh/12時間駆動 | 7,000mAh/12時間駆動 |
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小さな違いではGPD Pocketはバッテリー容量が500mAhほど増えています。CPUを考えると2機種とも実質の動作時間は変わらないと思われます。なお、スペックシートでは2機種とも12時間としています。
処理性能はGPD Pocket、ストレージはOne Mix
2機種ともIntel Atom搭載モデルですがGPD Pocketのほうが上位プロセッサを採用しています。
- One Netbook One Mix:x5-Z8350 最大1.92GHzクアッドコア
- GPD Pocket:x7-Z8700最大2.56GHzクアッドコア
内蔵グラフィックスはOne Mixが最大500MHz、GPD Pocketが最大600MHzとなっています。スタイラスペンを使うことを考えるとOne Mixが、もう少し頑張ってほしかったように思います。
メモリ・ストレージ
メモリは8GBと高いレベルでの戦いとなっています。少し前まではRAM4GBでも有難く感じていましたが。。。
ストレージもSSDではなくeMMCですが128GBを積んでいます。外部メモリでは『One Netbook One Mix』だけがMicroSDカードスロットを搭載しています。最大128GBまでサポートしており、小さなノートパソコンにとって大きな違いと言えそうです。
ディスプレイ性能・スタイラスペン
こちらもディスプレイのサイズは7インチで解像度も1920x1200と同じ仕様です。完全にOne Netbookがクローンを作成したのかと思ってしまうほど筐体から似ています。
しかし、ここからがOne Mixの比較記事を書いてしまうほどの魅力があります。
2048段階の筆圧感知ペン
1つめは2048段階の筆圧感知に対応した独自スタイラスペンに対応していることです。
ボタンが2つ配置されているほか、『One Netbook One Mix』の本体サイズを考えるとペン本体に単6電池などを入れることになりそうです。ワコムであればWacomと書くと思うのでSurface Pro 3あたりのペン(N-Trig)に近いのかもしれません。
過去記事:Surface Pro 3 と Pro 2 のスタイラスペン比較(N-Trig vs Wacom)
360度回転ヒンジ採用
最近のLenovo Yogaシリーズはウォッチバンドのヒンジなので一昔前とも言えますが360度回転ヒンジを搭載しています。
1.7センチの厚みは手帳ケースを付けたスマートフォンのような感覚でタブレットとしても使えそうです。
キーボードを見る
はじめにGPD Pocketのキーボード面です。(微妙に埃が。。。)
次に『One Netbook One Mix』です。
トラックポイントのようなマウス機能を付けて7インチのサイズに収めると、このような形になってしまうのかわかりませんが、電源ボタンが右上に配置されているなどGPD Pocketと非常に似ています。
1つめの違いはバックライトの有無です。
2つめはキーの配置です。スペースキーがある段で、『One Netbook One Mix』は右側のAlt / Ctrl / メニューキーがなくなっています。
他にもFnキー大きくなっていたり、クリックボタンとスペースが異なっていることもわかります。
価格
『One Netbook One Mix』の価格は米ドルで459.99ドル(予約セール中の価格)で日本円にすると51720円となっていました。技適取得で日本での販売を展開しているGPD Pocketはアマゾンプライム対応で59800円となっています。
CPUでは劣るもののスタイラスペンにバックライト付きキーボード、360度回転ヒンジと目玉機能を一気に追加してきた『One Netbook One Mix』のほうが割安に感じました。
⇒最新の価格・在庫状況・出荷予定日はGeekbuyingの『One Netbook One Mix』販売ページへ
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