Qualcomm、中国でiPhone XS/XS Max/XRの販売差し止め申請へ
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イギリスの経済紙「フィナンシャル・タイムズ」は12月13日、Qualcommが中国の裁判所に対してiPhoneの最新モデルも販売を差し止めするよう仮処分を申請するようだと報じました。
Qualcomm、中国で最新iPhoneも販売差し止めへ
Qualcommによると12月10日、特許を巡るAppleとの訴訟問題において中国の裁判所がiPhoneの旧モデルについて販売差し止めの仮処分を下したそうです。これはAppleがQualcommのソフトに関する特許権2件の侵害を認めたことによるものとのこと。
Qualcomm側の弁護士は同メディアのインタビューに対して、最新3モデルでも同様の特許で訴えを起こす予定があることを語ったとしています。
Appleの最新3モデルは販売不振が伝えられており、先日はJDIがiPhone向けパネルを3割減産すると報じられていました。その一方で価格の手頃なiPhone 8の売上が伸びているという話もあります。
しかし、今回の仮処分で旧モデルの販売禁止、そして新たな訴訟で中国市場においてiPhoneが全面販売禁止になる可能性があり、Appleにとって大きな痛手となりそうです。
前回の話
中国でiPhoneの販売禁止に、Qualcomm訴訟を認定/米中問題か
Source:ロイター