JDI、売上低迷のiPhoneによりパネル3割減産/日経

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日本経済新聞は12月9日、ジャパンディスプレイ(JDI)が12月からiPhone XR向けの液晶パネルの減産に入ったと報じました。同社の経営再建に影響が懸念されています。

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JDI、売上低迷のiPhoneによりパネル3割減産

日本経済新聞によるとJDIのiPhone XR向けパネル生産量は11月までフル稼働が続いており、12月は3割前後減る見通しで、工場の稼働率も徐々にペースダウン、年末年始は10日前後の量産停止を行うとのこと。

iPhone XRは10月26日に発売され、液晶パネルの過半数がJDIより供給しているということです。

これに伴いJDIは2018年4~9月基の決算発表で前期比10~20%増から5~15%増に下方修正、営業利益率も引き下げたとしています。

同社は今後、減産した分の一部を他の機種やスマートフォン以外の生産を増やすことで補うとのこと。

これまでの話

同紙は11月5日にAppleがiPhone XRの増産中止を要請したと報じていました。

最近ではAppleがiPhone XR販促用に通信3社に対して補助金を出すという話が流れ、その直後にNTTドコモが一括25920円にまでなる大幅値引きを実施しています。

アップル依存の問題も指摘されていますが、ドコモ値下げでiPhone XRの売上増加が期待できます。世界に対抗するためにもJDIの再建を見守りたいと思います。

Source:日本経済新聞

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