iPad向け定番ノート『GoodNotes 5』配信開始!筆ペンなど新機能をチェック
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Time Base Technology Limitedは現地時間1月17日、Apple Pencileに対応したiPad向け定番ノートアプリの最新メジャーアップデートとして『GoodNotes 5』を発表、同日よりApp Storeで配信を開始しました。
iPad向け定番ノート『GoodNotes 5』配信開始
タブクル管理人も愛用しているノートアプリが多くの新機能を追加した新しいアプリ『GoodNotes 5』としてリリースされました。
「GoodNotes 4」でも満足していて毎日、いや1日数回以上は使っていますが「次のレベルへと導いた」ということでインストールしたくてウズウズしています。
同社によると目立っている新機能「ライブラリ全体の検索」、「垂直スクロール」、「フォルダの追加」はGoodNotes 5に追加された僅かな一部ということです。
新機能をチェック
ファイル管理
これまでのファイル表示方法に加えて、Windowsのエクスプローラー感覚で表示できて「無制限に作成できる」フォルダ管理が追加されました。
検索機能
次に「検索」では全ての文書、フォルダを横断してメモを検索できるようになっています。もちろんサブフォルダもサポートしていて古い過去の手書きメモも見つけ出せるとのこと。
検索対象は手書き文字と文書・フォルダのタイトル、テキストボックス内のデータ、概要情報としています。また、検索画面を開くと「最近開いたドキュメント」がリスト形式で表示されるので再検索の手間を防げるようです。
お気に入り表示
カレンダーPDFやToDoなど頻繁に開く文書にアクセスしやすくする「お気に入り表示」機能が追加されています。
具体的にはフォルダと文書に対して「星印」を付与、お気に入り一覧で表示するほか、さらに特定ページにブックマークをつけておくことで一緒に表示できるということです。
似たタイトルをつけた文書を幾つか開いて彷徨った経験のある管理人にとっては嬉しい機能です。
ついに縦スクロールをサポート
GoodNotesといえば横スクロールでしたが、ついに縦スクロールに対応しました。もちろん水平方向に移動する横スクロールも使えます。
そして、デフォルトのスクロール方向を設定することもできるとのこと。
QuickNote機能
ワンタップでメモを書き始められるQuickNote機能が追加されています。
メモはiOSスクリーンショットと同じ動作で、開いていたフォルダに下書きとして保存され、書き終えた時に保存または破棄を選ぶといった流れになります。
そのため、その場だけのメモや落書きをライブラリから除外でき、綺麗に維持できるとしています。
この機能は開発チームがお気に入りのようで、電話番号をメモしたり、アイデアを書き留めるスクラッチパッドとして、紙ナプキンのかわりとして使っているという実用例まで紹介されていました。
たしかに電話番号や住所などを通話しながら書くときに新規文書を作り、それを後で削除するというのは手間です。ありそうでなかったアイデア機能ですね。
筆ペン、登場。
GoodNotes 5ではペンスタイルまで追加されています。
それは「Brush Pen」(筆ペン)。
ペンの切り替えは今まで通りペンアイコンを2回タップすることで変更できます。
この筆ペンは筆圧感知を最大限に活かせるペンスタイルで美しい文字を楽しめるとしています。
テンプレートも追加!
GoodNotesといえばテンプレートが少ないイメージでしたが、『GoodNotes 5』で従来よりも大きなテンプレートライブラリが用意されたようです。同社によれば(ほぼ)全ての論文に対応できるテンプレートがあるとのこと。
カスタムテンプレートも継続されていて、今までのようにPDFファイルや画像ファイルからインポートしてテンプレートとして利用できます。
シェイプツール機能
綺麗な図形を追加できるシェイプツールでは「色の塗りつぶし」と「ラインスナップ」という2つが改善されました。
新たなマルチストロークシェイプは、新たに追加した線が既に設置した線に吸着される機能で表やグラフの描画に最適としています。
また、オプション設定から選んだ色の半透明な塗りつぶしを自動作成できるようになったとのこと。
さらにPDFなどの電子文書を強調するための蛍光ペンで「直線をサポート」、簡単にきれいなハイライトが描けるとしています。
更なる改良と新機能
ここからは大きな変更ではないものの使い勝手が向上している改善点、新機能を箇条書きにします。
- 画像のリサイズ:固定比率で制限されていたものが解除、自由にサイズ変更可能に
- テキスト用フォントの追加
- iPhone版アプリでは指一本で写真や注釈などを簡単かつ高速に加えられる手段を追加
- エクスポートで「編集可能なPDF」が選択可能に、他のPDF編集アプリで使えます。
- ライブラリ内の文書をリスト表示可能に
- Siriショートカットをサポート、Siriは頻繁に開く文書を提案し、Spotlight検索を使ってノートブックにアクセスできるほか、独自のショートカットも作成可能に
その他の新機能などは下記App Storeの製品ページより確認できます。なお、GoodNotes 5の価格は960円ですが無料で入手できる方法(条件あり)もあります。