4096段階ペン付きE Ink『MobiScribe』は購入すべきか、ライバル「SONY DPT-CP1」「BOOX Note」の3機種デモ動画で比較

先日クラウドファンディングで出資者を募集している『MobiScribe』を紹介しましたが、なんとなく気になってデモ動画を再び確認したところ手書き精度の高さや6.8インチというサイズ感、軽さなど改めて物欲が抑えきれなくなってしまいました。

MobiScribe-demo

『MobiScribe』のデモ動画

はじめに手書き能力、Indiegogoに掲載されている『MobiScribe』のデモ動画を確認しましょう。

ワコムデジタイザによる4096段階の手書き入力は良い反応をしているように見えます。筆圧検知も遅延することなく描写できています。

気になったところ

良くも悪くも気になったところを挙げます。

先に良いところですが、4096段階の手書き文字(反対側には消しゴム機能)が入力できて、6.8インチと携帯しやすいサイズ、そして何よりも230gと超軽量なところです。

独自OSではなく「Andorid OS」を採用しているのでAndroidアプリを利用できます。

E-INKながらフロントライト内蔵(ボタンON/OFF)なので暗い場所でも一般的なタブレットのように使えます。

E-Inkなので駆動時間が圧倒的です。例えば『MobiScribe』でメモを書いている途中で席を立ったときにスリープ状態にしなくてもバッテリーを消費せず「線を引いた時だけ電力を消費」するため数週間も駆動できるそうです。

とどめは値段、カバー付きで214ドル(2.34万円)と破格(通常販売価格は299ドル)です。

次に気になっているところを挙げます。

1つはOSがAndroid 4.4 (KitKat)と古いこと、そもそも処理性能が高くないし、E-INKディスプレイでアクションゲームなどをプレイすることはないと思いますがOSが古いことで対応アプリ制限されるのではないかと懸念しています。

個人的にはKindleアプリなどが使えれば満足ですが、、、フォーラムでもOSの古さが指摘されていますが開発チームが「最も安定したバージョンと判断した」という回答だけでアップデートの予定などについては回答していません。

また、Kindleなどの電子書籍リーダーは問題なく使えるといった回答がありました。

ライバルとなる『Boox』とソニー『DTP-CP1』の話(動画)

同じくワコム4096段階を備えるデバイスとして、現在アマゾンでは10.3インチ『BOOX Note』がプライム対応5.4万円で販売されていました。

こちらはAndroid 6.0と少し新しいバージョンでUSB-Cを搭載、重さも「325g以下」と書かれていました。アマゾンのレビューでは「auブックパス、Kindle、Kobo、ebookjapan」など電子書籍アプリが利用できたとして満足だという書き込みもあります。

その一方で手書きの安定性はソニーのデジタルペーパー「DTP-RP1」(A5サイズの小さい「DPT-CP1」で75384円)が良かったという声もありました。しかし、AndroidベースのカスタムOSとなっているのが残念です。

それでもスマートフォン転送機能があるのでメモ端末として良さそうです。

こちらは10.3インチ「DPT-CP1」は240gと超軽量なのも魅力、筆圧感知が非搭載、かつ対応フォーマットがPDFだけというのが痛いですね。

2機種の比較は次の動画で行われています。

動画を見ると手書きで安定しているという評価の「DPT-CP1」ですが肝心の電子書籍リーダーとしてPDFファイルしか閲覧できません。その一方で「BOOX Note」はKindleアプリを起動して閲覧できています。

また、筆圧検知に対応していない「DPT-CP1」と対応している「BOOX Note」の違いもありました。消しゴム機能は「DPT-CP1」が部分消去、線を対象に一括消去となっています。

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『MobiScribe』を購入すべきか

ライバルとなる機種は10.3インチと大きい画面の中で『MobiScribe』は小さい6.8インチというメモ帳感覚で持てるほか、スマートフォン並の230gという軽さが魅力です。

ちなみに6.5インチ「iPhone XS Max」(価格は124,800円+税)の重さが208gです。

ペンの書き方を見ると大きな価格差があるにも関わらず『MobiScribe』が良いと思いました。実際に使ってみないとわかりませんが、、、。また消しゴム機能でもiPad風の自然な感じが良かった印象です。

価格では『MobiScribe』から見て定価69800円+税と3倍以上も高額な「DPT-CP1」、「BOOX Note」も約2倍となる54000円ということで、改めて『MobiScribe』のカバー付きで214ドル(2.34万円)という低価格ぶりが魅力に思えてきました。

「BOOX Note」も日本で発売されて即完売になったことを考えると『MobiScribe』も人気デバイスとなりそうです。

現時点ではiPad + GoodNote(レビュー記事)を愛用していますが、駆動時間で優れている『MobiScribe』を持ち歩きたい衝動に駆られています。購入したら書いた内容をGoodNoteに送信してiPadを最終的なノート管理デバイスにする予定です。

この記事を公開した時点で、まだ日本ではタブクル以外どこも取り上げていないのが残念ですが、話題になって技適を通してくれたら日本でも人気端末になる要素を持っていると思います。

前回の話
ワコム筆圧4096段階ペン付きE-Ink 6.8型『MobiScribe』がIndiegogoで登場、僅か199ドル

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