Windows 10Xのエミュレータ公開、Touch Barな機能など2画面OSが体験可能に
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Microsoftは米国時間2月11日、2020年内にリリース予定の「Surface Neo」など2画面PC向けOS『Windows 10X』のSDKとエミュレーターを公開した。
Windows 10Xのエミュレータ・SDKが公開
Microsoft Storeで公開されたエミュレーターイメージ「Windows 10X Emulator Image 10.0.19563.0(Preview)」はシステム要件としてWindows 10 Pro以降でDirectX 11.0以降、メモリ8GB以上といった項目をクリアしていなければならないが入手できる状態となっている。
「Microsoft Emulator」アプリ(エミュレーター)では、UWPやWin32アプリを展開したり、タッチ操作やデバイスの開閉、回転するといったことをシミュレートして『Windows 10X』におけるアプリの動作をチェックできる。
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Windows 10X向けアプリ開発についてはコンテナでWin32、UWP、Webアプリが実行可能となり、既存のWindowsアプリについても大きな変更を加えることはないと説明している。
また、Appleが提供しているMacBook Proの「Touchbar」ライクな「Wonder Bar」機能の詳細を明らかにしている。同機能はSurface Neoなどの2画面PCをノートパソコンのように使う際、キーボード側に物理キーボードを設置すると自動で表示される小さな画面と関連するツール群となるようだ。
アプリ開発者は「Wonder Bar」に表示するツールも設定できるとしている。
念のために書くと「昨日のWindows 12 Lite発見は完全なネタ」だが、Windows 10Xは実在するプロジェクトとなっている。