Fireタブレット改造ツール更新、Fire Toolbox V11.0に
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最終更新日:2021/01/29
Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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Fireタブレットの制限を突破するためにADB環境を構築してコマンドを打ち込む必要がないハックツール「Fire Toolbox」(旧名:Amazon Fire Toolbox)がバージョン11.0にアップデートされた。
旧バージョンからの変更点を記録していく。
(追記あり、2021年1月29日)
Amazon Fire Toolboxがアップデート
Fireタブレットにプリインストールされている天気アプリなどを無効化したり、Google Playを手軽にインストールできるハックツール「Amazon Fire Toolbox」の最新バージョン11.0が新たにリリースされた。
最新v11.0では次のような変更が加えられていた。(下記以外にも小さな変更が複数ある)
- カスタムランチャー:ウィジェット有効化がアクティベーションに移動。
- カスタムランチャー:ツールオプションに「Fireランチャーの復元」が追加
(追記ここから)
- 複数のFireタブレットを同時に接続可能に。
- 「Manage Everything Amazon」が「Manage Amazon Apps」に名称変更
- 「Manage Amazon Apps」ではプリインストールアプリの完全削除または標準削除が用意された。
(追記ここまで)
その1つ手前となるv10.2では「ADBコマンド」がシェルから直接実行できるようになったほか、Amazonアプリ管理のサブツールが完全に書き直されたり、Debloatプリセットが追加されるなど大きな変更があった。
そのため、前回v10.0からアップデートすることで使い勝手は向上しそうだ。
なお、これまでタブクルで取り上げた2020年7月の記事や2020年9月の記事、2020年11月の記事を振り返ると、アマゾンのFire HD 8 Plusなど最新タブレットで「Custom Sounds」などの機能が実行できた一方で、全てのハックが使えるわけではなく、「YouTube Vanced」やロックスクリーンの広告除去は正常に動作しなかったことを確認している。(私の環境に問題があるという可能性もある)
ツールが心配ならADBコマンドで。
画像:Fire HD 8 Plus購入レビュー、コスパの良いecho端末により
Fire Toolboxで行えるハックはADBコマンドから個別に打つこともできる。
しかし、apkファイルのダウンロードやインストール、既存apkの停止・無効化などをワンタッチで行えるFire Toolboxも比べてapkのバージョンがあっているかなどチェックする手間がかかってしまう。
Amazon Fire Toolboxで実現できることについては、タブクルで行なった作業「Amazon Fire Toolbox検索結果」から確認できる。
なお、同ツールでは実現できないものの個人的に最も効果を感じているハック「ロック画面の無効化」については2020年11月の記事でレポートしている。
実際にFire HD 8 Plusで試した記事へ
→Fire HD 8 PlusでAmazon Fire Toolbox v8.2は動くか
なお、Fireタブレットは2021年1月30日から開催されるタイムセール祭りで目玉アイテムとして予告されている。→Fireタブレット値下げへ、Amazonタイムセール祭り1月30日より開催
Source:Amazon Fire Toolbox – XDA