USB-Cなミニ掃除機「Brigii Y120 Pro」レビュー、実際に使った感想。

公開日: : 周辺機器 ,

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アマゾンで2,689件のレビューを獲得しているBrigiiのハンディクリーナー「Brigii Y120 Pro」、それを試してほしいとメーカーから連絡が届いて驚いた。

ちょうど11月にミニ掃除機の比較記事(下書きで未公開)を書いた際、「Brigii Y120 Pro」を最終候補の1つとして挙げていたのだ。これも何かの巡り合わせと思い製品を送ってもらったので比較記事の事前調査に書いた予想と現実をレビューしていきたい。

先に感想を書くと「デスク周りやガジェットの掃除に最適」「ちょっとした掃除、気軽に充電が強み」の掃除機だった。

本文では開封から筐体や付属品の感想、実際に使用したレビューを書いていく。

「Brigii Y120 Pro」製品レビュー、感想。

手元に届いた外箱は小さく家電量販店にあるようなハンディクリーナー本体のサイズだった。

下図は外箱の表面を撮影、そこに映っているブラシ付きノズルこそが本機の主力ノズルということが実際に使ってわかったので後ほどレビューしていきたい。

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紙の外箱は特にシールなどはなく、簡単に開けることができた。

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外箱の蓋を開けると上図のような状態で、本体と付属品が入っていた。

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説明書は日本語にも対応しているが、使い方がシンプルなので読む機会はなさそうだ。

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付属品は上図の通り、最も長いノズルは角度を固定できる機能こそないが狭い空間へのアプローチが可能となる小さなハンディクリーナーの強みを活かせるノズル。

左端にあるブラシ付きノズルは任意の場所にブラシを固定して、通常の掃除とキーボードやマウスの溝などの掃除に便利なブラシモードを選べるようになっていた。
地味なことだがブラシが着脱式ではなくスライド式というのが素晴らしい。

本体をチェック。

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「Brigii Y120 Pro」本体サイズは上図のように500mlペットボトルと同等。

ハンディクリーナーによくある持ちやすさを重視した大きな取手はないが、成人男性としては手が大きい方ではない私でも問題なく掴めた。この筒状でシンプル筐体はお気に入りポイントの1つだ。

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「Brigii Y120 Pro」の電源ON/OFFは上図の電源マークがあるボタンで行う。

昔ながらの掃除機にあるようなスイッチを押した途端に稼働するのではなく、長押しでON・OFFが切り替わるため「スイッチを押したのに動作しない!」とならないよう注意。

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上図の側面にある穴はUSB-C充電ポート、これが未公開のハンディクリーナー比較記事で重視していたポイント。

有名メーカーが販売する人気ハンディクリーナーの幾つかは底面にUSB-Cがあり置いたまま充電できないが、「Brigii Y120 Pro」はペットボトルを置くスペースさえあれば側面からUSB-C充電できるのが強み。

また、楽天で桁違いのレビューを獲得しているハンディクリーナーがあって充電スタンド方式を採用していた。頻繁に掃除するのであれば常時充電できるスタンド式は素晴らしいが部屋に設置するモノを減らしたい私にとっては埃を集める荷物に見えてしまった。
設置場所によってはロボット掃除機の進行を妨げる可能性もあり、卓上で気軽に充電できるUSB-Cかつ側面ポートで充電後は引き出しに入れられる「Brigii Y120 Pro」のスタイルが自分には合っていた。

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続いてダストカップを見ていきたい。

ブルーラインの塗装より上の部分を捻ると分離して、ゴミ捨てやHEPAフィルターへアクセスできるようになっている。

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筐体が小さいためダストカップも容量はなく、掃除するたびに捨てる習慣を身につけたほうが良いと思った。

AmazonレビューではHEPAフィルターにティッシュを挟むという王道の手法が使えたという報告がある。HEPAフィルターの予備は同梱されていないので長く綺麗な状態を維持したいときはティッシュ作戦を検討してもよいだろう。

ちなみにBrigiiはHEPAフィルターを2個パックで個別販売(Amazon販売ページへ)してくれている。これも比較記事を書く際に取り上げた項目だが意外と取り扱っていなくて「消耗品切れ=本体の買い替え」ということもあるため重要なポイントだ。

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実際に布団圧縮袋に使えるというノズルを装着すると上図のような感じになった。

現在は寝袋とキャンプマットで過ごしているが、以前は分厚い羽毛布団を使っていたので圧縮する際に「Brigii Y120 Pro」があったら活躍していただろう。
しかし、コンセント接続式の掃除機に比べて吸引力は強くないので「カチカチまで圧縮」は難しいはず、もっともカチカチまで圧縮しないようにと圧縮袋の説明書に書いてあったので丁度良いのかもしれない。

なお、上図の吸引口とは反対の排気口にノズルを取り付けることでエアダスター・ブロアーとしても機能するという。専用のエアダスター同等の性能を求めることはできないが、細かい溝に入った埃などを吹き飛ばすのに使えそうだ。

実際に使った感想。

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上図のブラシ付きノズルが大活躍だった。

キーボードやトラックボールマウスの埃を取り除いたり、デスク上にある小さな埃を軽快に吸い取っていく。比較記事を書いている際にAmazonレビューで「髪の毛も吸えない」という投稿が心配と綴っていたのだが全く問題はなかった。
もっと言えば髪の毛を吸うためにノズル移動を遅くする必要もなく「サッ」という感じで吸引していたので残念ながらレビューに翻弄されてしまったようだ。

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ブラシ付きノズルの本領発揮とも言えるのが上図のApple Watchのシリンコンケースを掃除した時だった。白い埃が目立つ状態で困っていたが、ダメ元で試したところ写真の通り綺麗になった。

他にはディスプレイについた埃を取る際にも活躍、それまではクイックルワイパーの埃が吸着するモップで掃除していたが、「Brigii Y120 Pro」を充電のために持ってきた流れでディスプレイを掃除できるのは便利だと思う。

音については本体や吸引・排気も小さいのに高音はなく、コンセント式のハンディクリーナーの後ろから突き上げるような音がなくなったバージョンという印象を受けた。

重さの体感は軽く、重心が持ち手の充電ポート側にあるため掃除中や掃除途中に置くといった動作が安定していて、雑に扱わない限り「置く動作で転倒」といったことはないだろう。

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収納については開封の冒頭で登場した本体を入れていた上図の袋に付属品を入れて、それを専用の収納袋へ入れるとノズルとサイズが合うため本体が傷つかないし、掃除に使用して綺麗な状態でなくても収納袋が汚れないので良いと思う。

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専用の収納袋は大きめに作られているので入れる際に手間はかからないだろう。上図のように余った部分を折りたたみ紐で縛るとコンパクトになった。

水拭きできるロボット掃除機によって自分で動く掃除機は不要になったが、その一方で卓上など小さな場所の清掃にスティック掃除機を買うほどでもないという私のような状態であればオススメできる製品だ。

これまでUSBライトやUSB扇風機、USB電動ドライバーなど様々なUSB機器を試してきたが、その中でも家電に近い仕上がりということもあり歴代上位に入るアイテムだと思う。

さすが購入候補だったハンディクリーナー、迎えるタイミングにも巡り合わせを感じてしまう製品だった。

「Brigii Y120 Pro」の価格はプライム対応4,399円(1%還元)となっていた。

→最新のレビューや価格はアマゾン販売ページ

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