Pixel Watchのブートローダー解除に成功、カスタムROMや非公式充電器が活発に
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最終更新日:2022/10/25
Google Nexus Pixel, Pixel Watch
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Google初のWear OS搭載スマートウォッチ「Pixel Watch」のブートローダーが早くもロック解除された。
これによりRAM2GBを搭載しているなど仕様を確認できる他、カスタムROM開発者やサードパーティの充電器開発メーカーが忙しくなりそうだ。
Pixel Watchのブートローダー解除。
今回ブートローダーを解除したクレバーな人物”Shiny Quagsire”氏は自身Twitterアカウントで写真を添付しながら手順を紹介している。
もちろん気軽にできる作業ではない。
まずPixel Watchにある4つのPogoピンを使用、これらは全てが電源用ではなく1つめのピンが5V電力供給用、2つめのピンはデータ入力用といったUSBポートと同じような役割を担っている。
”Shiny Quagsire”氏は初めにUSBケーブルの中身を取り出して、コンピューターと接続した。
写真にあるケーブルの見栄えはよくないものの無事にブートローダーのロック解除が行えたという。
その証拠写真を見るとデバイスの状態は”アンロック済み”となっており、さらにはDRAMがMicron LPDDR4X製2GBであること、eMMCがKingston製32GBであることも確認できる。
Pixel Watchのカーネスソースは公開済みでブートローダーの解除だけが待たれている状態だったようだが、今回のハックによりカスタムROM開発者は忙しくなりそうだ。
また、Google公式の充電ケーブルでしか行えなかった充電がUSBケーブルでも行えることがわかったとしてAliExpressの一部ベンダーが様々な類似製品の準備を始めるのではないかと期待されている。
(UPDATE:2022年10月23日)
Pixel Watchの画面焼き付きに関しての情報が伝えられている。
→Pixel Watchの焼き付き問題、Googleは「残像」として認識か
(UPDATE:2022年10月25日)
Pixel Watch充電器の新たな活用方法が発見された。
→Pixel Watch充電器で「Pixel Buds」充電可能と判明
前回のPixelWatch
→LTE版「Pixel Watch」、単体でGoogleマップ使用不可と判明
Source:Twitter