(更新)特価6,980円のワコム搭載10.1型「ARROWS Tab Q508/SE」は買いか
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最終更新日:2023/05/01
富士通 ARROWS Tab, ARROWS Tab Q508, イオシス, 製品レビュー
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イオシスが6,980円で販売している「ARROWS Tab Q508/SE」は文教モデル(法人モデル)のため製品ページは簡易的、レビューも少ない。
「ARROWS Tab Q508/SE」を欲しいと思った5項目のうち、最も重要だったワコムデジタイザの有無について調べた。
その際に判明したスタイラスペンの詳細と替え芯の販売状況、体育での撮影「スポーツモード」を実現するカメラなど一緒に知り得た情報も記していく。
(UPDATE:2023/04/29 22:00)
イオシスから連絡あり、記事末尾に追記。
(UPDATE : 2023/05/01 09:30)
Arrows Tab到着、記事末尾に追記。
「ARROWS Tab Q508/SE」は買いか
はじめに「ARROWS Tab Q508/SE」を欲しいと思った項目を挙げていきたい。
- ペン入力に対応
→ワコムデジタイザなのか? - 防水タブレット:水深2MテストをクリアしたIPX8準拠
- Surface3同等のスペック(イオシスでは1万円とのこと)
- 色々と使えるUSB-AとUSB-Cを搭載
- 定価28,930円の充電クレードルが付属(富士通WEBMARTへ)
→他のARROWS Tabでも使用可能、素晴らしい。
上記のうち給電がUSB-CではなくDC-INなのが残念。
イオシスが掲載している情報は少なく、製品名「ARROWS Tab Q508/SE」で調べると文教モデル・法人向け(富士通の製品ページへ)とあり、次のようなカスタムが存在した。
- Intelプロセッサで3つの型番にわかれる(型番名は記載なし)
- WWANモデル(GPS対応)
- Windows 10 Pro選択モデル
- 軽量スリムキーボード選択モデル
- 拡張クレードル選択モデル
イオシス販売ページにある型番らしき「FARQ1801LZ」で検索してもヒットせず、富士通カタログを調べたところプリインストールOSにより型番が変わることがわかった。
- Windows 10 Pro 64bit※ / FARQ18011 : 97,200円
- Windows 10 Home 64bit / FARQ18012 : 85,300円
- Windows 8.1Pro 64bit(Windows10Proダウングレード) / FARQ18013 : 109,700円
上記の下線部にある型番と共通しないのは下二桁だけ、今回Windows 10 Homeプリインストールモデルとあるので「FARQ1801LZ」の下二桁「LZ」は、もしかしたら上記の「12」を英字と見間違えて「IZ」にしたのかもしれない。
もちろんカスタムメイドで標準eMMC64GBからeMMC128GBなどに変更していることから「LZ」になったということも考えられる。
ペン入力に対応、ワコムデジタイザなのか?
「ARROWS Tab Q508/SE」は文教モデル(法人モデル)なので製品ページ(富士通へ)が簡易的、レビューも含めて情報量が少ない。
富士通の製品ページにある仕様をみても「電磁誘導方式(専用スタイラスペン×1付 属) / 静電容量方式タッチパネル」という記載だけ、「ワコム」「wacom」の文字は見当たらない。
そこでペンから調べていく。
主なオプションとして掲載されているペンの名称は「六角形スタイラスペンTAB5」、型名「0635202」、オープン価格、発売日は2021年12月27日、すでに販売終了となっていた。
しかし、富士通WEBMARTでは替え芯が1,782円で継続販売(富士通WEBMARTへ)されていた。
そこではTAB4とも共通の替え芯であることがわかる。
TAB4とTAB5対応の機種は以下のとおり。
【個人モデル対応機種】
引用:富士通WEBMARTより
arrows Tab EH
【法人モデル対応機種】
ARROWS Tab Q737/P
ARROWS Tab Q737/P-PV
ARROWS Tab Q736/P ※
ARROWS Tab Q616/P ※
ARROWS Tab Q507/PB※
ARROWS Tab Q507/PE
つまり、これらの製品が「ワコム」を謳っていればよい。
上記の中で最も情報が多いであろう「arrows Tab EH」を検索すると注文ページで「TAB4またはTAB5」の替え芯がオプションで用意されていた。
ペンの正式名称はおそらく「FMV-NPN19」、しかし個人向けの製品ページのためか適応機種に「Q508」の記載はなかった。
それはともかく「arrows Tab EH」の製品ページを見ると・・・「高精細4096 階調のWacom 社製デジタイザを内蔵」の文字。
「arrows Tab EH」は2021年10月モデル(富士通WEBMARTへ)で時期が異なるためQ508は筆圧2048段階かもしれない。それでも、少なくとも同じ替え芯を使う製品がワコムデジタイザであることがわかった。
「ARROWS Tab Q508/SE」はワコムデジタイザで間違いなさそうだ。
処理性能や耐衝撃、カメラの話
「ARROWS Tab Q508/SE」発表当時のカタログを見ると今回は付属していない軽量スリムキーボードにある有線LANポートが「Wake On LAN対応」となっていた。
次に耐衝撃は112cmからの落下実験に耐えられたほか、体育や家庭科・理科、屋外でも使える防水・防塵・耐薬品を謳っている。
そしてタブレットといえば「おまけ」のような存在のカメラについて、専用アプリ「YouCamMobile for FUJITSU」を使うことで「スポーツモード」が利用できるという。
薄暗い屋内の体育館で動きの速い跳び箱の撮影にも使えるようだ。
ほかにも校庭でも使えるよう見やすい表面フィルムを採用、従来日35%UPで屋内でも明るく画面を確認できるといったこだわりが記載されていた。
(更新あり)買いなのか、状況を順次更新
「ARROWS Tab Q508/SE」を注文した。
時刻は午前9時半ごろ、前回の記事に書いたとおり「スタイラスペンあり」を選んだところ、配達希望日は2023年5月1日の午前中が選べた。
しかし、イオシスから届いたメールによると「仮注文」とのこと。
何か進展があれば追記していきたい。
(UPDATE:2023/04/29 22:00)
イオシスより商品発送の連絡あり、ヤマト運輸で注文時に入力した最短到着日となっていた。
(UPDATE : 2023/05/01 09:30)
下図の状態で無事に到着、次回の記事では「中古ランクC」のため外観の状態と動作チェックを中心にした開封レビューを行う予定。
開封レビュー記事→イオシス/中古ランクC「ARROWS Tab Q508/SE」は使えるか、開封レビュー
続き→激安ワコム10型「Arrows Tab Q508/SE」で使えるペンを探した話
前回→防水/Winタブ「ARROWS Tab Q508/SE」がイオシスで大特価6980円に、ペン/耐衝撃などスペックと在庫状況