5000万画素+深度200万画素な「Blackview COLOR8」のカメラ仕様をチェック。
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アマゾンでRAM物理8GB(仮想8GB追加で最大16GB)+256GBにリフレッシュレート90Hzながら21,675円で販売されているファブレットサイズ6.75インチ「Blackview COLOR8」。
今回は背面カメラについて機能を見ていきたい。
「Blackview COLOR8」のカメラ仕様。
はじめに背面メインとなる5000万画素レンズは、Samsung ISOCELL JN1 1/2.76ラージイメージセンサーを採用している。
このイメージセンサーは2021年6月に発表され業界最小サイズとなる初の0.64マイクロメートル・5000万画素として国内外のメディアで大々的に取り上げられた。
Pixel 6aやPixel 7aで馴染みあるピクセルビニングに近い技術、4つの画素を統合して1.28マイクロメートルサイズの画素のようにふるまう「テトラピクセル技術」を採用している。
その詳細は日本向けのセンサー専用ページ(SAMSUNGへ)に譲るとして「Blackview COLOR8」にインストールされたカメラを見ていきたい。
背面には5000万画素+深度200万画素を搭載。
深度カメラがあることでポートレート撮影ではリアルなボケ感ある写真を取ることができる。
前面には800万画素。iPhone SE 3のフロントカメラは700万画素(背面は1200万画素)(参考:ソフトバンク・サポートへ)なので価格を考えると良いレンズを使っていることがわかる。
カメラアプリをチェック。
いくらパーツが良くても標準カメラアプリの機能が乏しければ価値は下がってしまう。
カメラアプリを起動すると50MPのメニューがあった。
通常の写真はISOCELL JN1により4分の1という画素で撮影しているからだと思われる。
これはPixel 7aが6400万画素ながら16MPでしか撮影できない代わりに室内などの暗所撮影に強いのと同じ。
その効果を得たい場合は通常メニュー「写真を撮る」から撮影して、明るさよりも画素数を求めるときに50MPとするようだ。
設定メニューを開くと「カメラ音」の有無を決められるようになっていた。OFFにするとミュート状態となり、無音撮影が可能になった。
次にウォーターマーク機能を発見。こちらはテキストのみだが上図のように文字を指定して撮影データに透かしを入れることが可能。
一般的にフォトエディタや圧縮時に後付けする機能だが、標準カメラアプリで撮影時に付与されるのは珍しい。
実際のデータは上図のようになる。残念ながら文字サイズやカラーといった高度な設定はできない。
撮影後の編集はGoogleフォトを開くようになっていた。
ここは普段から使い慣れているPixel 7aと変わらないので妙な親しみを覚えた。
実際に写真を撮影したところ、「写真を撮る」では12.5MP撮影となり、ポートレート撮影では8.0MPとなった。
5000万画素を上手に活用しているようだ。
ただPixel 7aやiPhone 15の手ぶれ補正機能と同じ感覚で撮影しようとするとブレた写真になってしまう。
そこはGoogleやAppleが大金をかけて開発してるだけあって、ソフトウェア処理の差がでている印象を受けた。
それでもカメラレンズの性能は高いので「Blackview COLOR8」で撮影するなら三脚に置くなどのプラスアルファが必要になるだろう。
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