トラベル電気ケトル「DeeRace V-06」は使えたか、購入理由(3Pプラグは抜いて対処)

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前回の開封レビューで3Pプラグの変換アダプタがないことに気付き、近所のワッツへと駆け込んだ。

しかし、3P変換アダプタは販売されていなかった。

さて、困った。

アマゾンで割高なノーブランドを注文しようかと溜めた息を吐く。受け取りや初期不良のトラブルを考えると気が重い。そこで3Pプラグを分解できないかと調べるとペンチで抜けるという情報を入手。

そうか!!とペンチを探す。

そうだ、ペンチも処分したんだった。

そこで水道工事用に保管していた代替品を使って試したところ・・・・

取れた、取れたよっ。

アースの役割は漏電による感電事故や火災事故を防ぐこと。自己責任となるが、今回の製品は定格300W。水に近い場所で使いながらもアースのない家電「ドライヤー」や「ホットプレート」などよりもワット数は低い。また、アースが必要なのは筐体が金属製の機器になるという話もあった。そのため、樹脂製のテレビやドライヤーにアースのない製品がある模様。

というわけで、先へ進もう。

トラベル電気ケトルは使えたか。

まずトラベル電気ケトルは使えたのかと問われたら「Yes」、もしも佐賀の風に聞いているなら「Yes」だ。

60Hzのトラベル電気ケトルは、50Hzの関東で問題なく使えた。電熱機器の周波数についての話は前回の記事に譲る。

はじめに前回の記事で翻訳した使用方法を正しく守りつつ、水を500ml入れる。3Pもとい2P電源ケーブルを差し込んでスイッチON。

スイッチは一回だけ押せば良い。青いLEDライトが点灯し、あとは沸騰すると自動的に電源OFFとなる。自動OFFにならない場合も前回の記事に書いてあるので注意しよう。

ここで最も重要な沸騰までにかかった時間を見ていきたい。

12分26秒。

スイッチONからiPhoneを探して、そこからSiriと会話を楽しんでからアプリ起動と手間取っていたので13分は見積もったほうが良い。

電気ポットと同じように沸騰していた。定格300Wということで時間はかかってしまうが、最大出力の少ないポータブル電源でも対応できるのは嬉しい。

これでオフィスやビジネスホテルなどの備え付け備品を使わずに済みそうだ。

ステンレス製だからプラ臭はもちろん、マイクロプラスチックの問題も関係なし。

以前レビューした手を入れて洗える魔法瓶として使用しているフードジャー「SW-JA75-RV」とも相性が良い。

(画像)手を入れて洗える水筒「象印 SW-JA75」購入レビュー

上図のモデルは750mlと大容量だが、ここへ400ml分だけ入れてワカメ+干し椎茸+煮干し+ゆで卵などと一緒に三分割した袋麺を入れて3分ほど待てばラーメンの出来上がり。

この象印フードジャーがすごいのは調査した限り保温性能がトップクラスであること。

そのため、熱湯を注いでおけば手持ちの電気ポット「とく子さん」(3L版)の保温機能よりも電気代ゼロで暖かさを持続できる。

余談だが「とく子さん」は電気ポットの中では保温性能が高いほうと評価されている。しかし、同製品の”まほうびんモード”やECOモードにしていても指定温度に達すると定期的に70W出力で何度も温め直しが繰り返される。

なにより象印フードジャーよりも冷めるのが早い。恐ろしく早い。いや、電気ポットの中では優秀らしいが象印フードジャーに比べると圧倒的に早く冷めてしまう。

魔法瓶タイプの電気ポットに抱いていた幻想は打ち砕かれ、今回のトラベル電気ケトル+フードジャーの運用に繋がっだというわけだ。

トラベル電気ケトルの購入理由。

さて、ここからが本記事で書きたいところ。

トラベル電気ケトルを購入したのはTIGER(タイガー)の電気ポット「PIM-G300」(3.0L、スペック詳細は購入した楽天ショップ販売ページへ)から卒業するため。

朝一番で白湯とコーヒーを飲み、全身のホット清拭をする。それは合計400mlで足りる(雪が降るレベルの冬場の話、夏はもっと少ないはず)ことがわかっていた。

残り100mlは先ほどの象印フードジャーに保存しておけば、何かと使える。湯の入れ方に順序は必要だが、少量なのに冷めないのがすごいところ。

次に使うのは夕方から夜にかけての一回。

「PIM-G300」を導入した最初の頃は朝一番で入れた残り2.5LほどをECOモードで保温していた。その後、偶然ポータブル電源で保温を試したところ結構な頻度で70Wの温め直しが発生していることを知る。

私は朝と晩にしか湯を使わない。

それなら携帯できる電気ケトルのほうが良い。そう至った。

しかし、楽天とアマゾンの見た目が全く同じ類似品は500mlを謳っているのに420mlや380mlと少量という報告が多数。昼間のコーヒー1杯を考えると500mlは欲しかった。

そうして「DeeRace V-06」に辿り着く。

3Pプラグは迂闊だったが、引っこ抜いたので無問題アル。

タイガー「PIM-G300」は購入して未だ日が浅く、手放すには惜しい。だけど3.0Lは大容量すぎた。仮に継続するとしても2.0Lモデルで十分。

これはガスなし生活に身構えてしまった結果だ。

朝と夕方以降の合計2回の沸騰、これならソーラーパネル充電の範囲内だ。先日オーダーした省エネすぎるポータブル冷蔵庫が期待通りに動作すればシャープ2ドア小型冷蔵庫も手放す予定。

そうなると電気代はルーターくらいに。

そういえば3月分のガス使用量が4㎟(下図)になったらニチガスからセールスの電話がかかってきた。なんでも電気とガスの定額セットにしないかという内容。

(画像)一人暮らし節約チャレンジ、電気代1769円とガス代1508円まで減らして気付いた優先順位(ホームワーカー)より

インフラ企業から電話があると不安になるのでやめていただきたい。もう解約しても良いだろう。

20年くらい前に電話機とFAXを処分してネットサービスの電話番号に切り替えた時は仕事やプライベートの契約時に050ってなんですか?PHSや携帯電話番号は書かないてください。とドコモ店員や不動産会社に言われたのが懐かしい。

テレビの時はフルセグ端末、ドラム式洗濯乾燥機の処分時もそうだが、ガスなし生活に怯えて電気ポットを用意した。

そして先日は冷蔵庫なし生活に身構えて、ポータブル冷蔵庫を挟んだ。

それも不要になるのだろうか。

いや、それはさすがに。

少なくとも今のところ、ポータブル冷蔵庫が最適解だと思っている。

話を戻そう。

要約すると、トラベル電気ケトルがあればガスは解約できそうだ。電気ポットも不要。

ここまで身軽になると、軽バンでも買って旅にでも出ようかな。

→今回レビューした電気ケトル詳細はAmazon販売ページ

前回→携帯できる500ml電気ケトル「DeeRace V-06」購入レビュー・取扱説明書を翻訳

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