11型「TECLAST T50Plus」をpovo2.0でルーター化、使えたか
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Teclast Teclast T50Plus, 製品レビュー
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前回は11インチ「TECLAST T50Plus」に日本通信(NTTドコモ)の物理SIMカードを差し込んだが、今回はKDDI回線のPovo2.0を試した。
先に結論を書くと、ワンセグや楽天モバイルの電波が届かない限界別荘地ながらKDDI回線は接続することができた。
せっかくなのでAPN設定方法とGPS性能チェック、そしてテザリングONでルーター化した感想を記録していく。
11型「TECLAST T50Plus」にKDDI回線を。
はじめにAPNの設定値はpovo2.0公式サイトの「SIMカード開通手続き」ページ(povoへ)より入力した。対応バンドが特殊なこともあってか、APN設定項目が驚くほど少なく次の3つだけでよかった。
- APNの名前:任意
- APN:povo.jp
- APNプロトコル:IPv4 / IPv6
APN保存用の名前を除くと2項目だけの入力で良く、その他の項目は入力不要と案内されていた。
「TECLAST T50Plus」にSIMカードを差し込むと2つのAPN設定が表示された。
KDDI自体が運営しているpovoの設定はデフォルトで付与してもらいたいところだが、最後の「Povo」という設定は新たに追加した値で、それを選択したところアンテナピクトの表示が変化した。
通知パネルから確認、無事に4G接続が行えているようだ。
さっそくブラウザで通信チェック。問題なく表示できた。
タブレットをルーター化した感想。
Android標準の設定アプリからテザリングを有効にして「TECLAST T50Plus」をルーターとして機能させた。
Googleマップを開いたところ10mくらいの誤差はあるものの衛星による位置情報は取得できている。限界別荘地に移住してからiPhone15とPixel 7aの現在位置が数キロくらいのレベルで外れていたので山奥だから仕方ないと思っていたのだが、どうやら端末や過去のデータが邪魔しているのかもしれない。
固定回線を持っていないのでiPhone15とPixel7aのテザリングを常用している身としてはバッテリー持ちが気になるところ。
「TECLAST T50Plus」は11インチという大きなディスプレイで動画視聴できるよう8000mAhの電池を積んでいる。しかもパワフルチップではなくUNISOCを採用。こうしたことが良い結果に結びついているのか意外と発熱もなく長い時間、安定してルーターの仕事を全うしてくれる。
複雑なルーティングを課していないとはいえ、位置情報もガッツリ掴んでくれるあたり、車内の動画再生用ディスプレイとしてだけ使うには惜しい性能だと思った。
「Teclast T50Plus」の価格・セール情報
「Teclast T50Plus」は通常価格26,900円。
そこへタイムセールで15%OFFとなり、さらに2965円引きクーポン配布により合計31%OFFとなる特価19,900円にて販売中。
セール期間は8月5日まで。
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<これまでのレビュー>
→Widevine L1 + Netflix対応な8.7型「Teclast M50 Mini」発表、価格・スペック
→11型「TECLAST T50Plus」で日本通信SIMは使えたか