ジャパンディスプレイ、5.2インチ / 423ppi 有機ELパネルを発表
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日立製作所、東芝、ソニーの合弁会社 ジャパンディスプレイ がスマートフォン向け有機ELパネルの開発を発表したと日本経済新聞が報じています。5.2インチで1インチ当たりの画素数は423ppi、2~3年以内に量産を開始する方針を伝えています。
ジャパンディスプレイの有機ELパネル
ジャパンディスプレイ は、2012年9月に326ppiの有機ELパネルを開発しており、今回は更に高精細化した423ppiに達したとのこと。新しいパネルは1画素に赤、緑、青の3原色に加えて白色を配置、サムスン製の有機ELパネルより色の再現性が高いとしています。また有機ELパネルは自ら発光してバックライトが不要なため、消費電力が低減できることも伝えています。
有機ELディスプレイでシェア9割を持つ韓国サムスン電子の独占を崩すとしています。
最近スマートフォンの大画面化が著しいですが、5.2インチということで 電子書籍リーダー の Kindle Paperwhite (6インチ)とサイズが近づいてきています。今後は1インチずつの用途となるのでしょうか
- 5インチ:スマートフォン
- 6インチ:電子書籍
- 7インチ:小型タブレット
Kindle Paperwhite はE-INK液晶が強みですが複数のデバイスを持ち歩くことを考えると電子書籍を読むのは5インチのスマートフォンで足りるという判断をする人も出てきそうですね。
Source : 日本経済新聞