iPad mini 5 は買いか、iPad 6との違い・比較まとめ
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ついにiPad mini 5が発表されました。
iPad Proシリーズにはない唯一の”小さい”という魅力を持つ「iPad mini 5」は買いなのではないかと思ったので手持ちの無印iPad 6と比べて購入を検討したいと思います。
iPad mini 5 とiPad 6の違い・比較まとめ
はじめにiPhoneを併用するので購入予定のWi-Fiモデルの価格を確認します。
この2機種はストレージ構成が異なっているので純粋な比較はできませんが、価格差などを見ていきます。
初めに価格をチェック。
iPad 6は32GBモデルが37,800円(税別)、128GBモデルが48,800円(税別)。
iPad mini 5は64GBモデルが45,800円(税別)、256GBモデルが62,800円(税別)。
最小モデルの価格差は8,000円、最大モデルは14,000円でした。iPad mini 5の容量は全て2倍なのでストレージだけを見てもコストパフォーマンスが優れています。
サイズと重量の話
iPad Proシリーズがベゼルレス化をはたして小さくなりましたが、本当の意味で本体が小さいiPad mini、そのサイズをiPad 6と比べてみます。
高さ(縦の長さ)は240mmと203.2mmと36.8mm(3.68cm)ほどの差があります。横幅は169.5mm / 134.8mmと34.7mm(3.47cm)の差。厚みは7.5mm / 6.1mmと1.4mmの差になっています。
画面サイズが異なるだけあってiPad mini 5の小ささが目立ちます。
そして重量は469g / 300.5gと169gの差、この差を調べてみると一般的な文庫本や第5世代iPodが150gのようです。一番大きな単1電池は140gということなので結構な違いだと思います。
(追記)
ちなみにiPad mini 4とiPad mini 5の本体サイズ(厚みを含めて)全く同じです。しかし、重量はiPad mini 4が298.8gなので僅かに重くなっています。
画面サイズ・ディスプレイの違い
2機種ともRetinaディスプレイを搭載していますが後発のiPad mini 5はフルラミネーションや反射防止、高色域P3、True Toneをサポートしています。
また、2機種とも第1世代のApple Pencilが使えます。
ストレージだけでなく、ここでも差をつけています。
処理性能とバッテリー駆動時間
次に処理性能、これはiPad 6が第4世代A10 Fusionチップ+M10コプロセッサなのに対して、iPad mini 5は一気に「iPhone XS」などと同じA12 BionicチップにNeural Engine搭載、M12コプロセッサを搭載しています。
なお、iPad mini 4はA8チップです。
- A8チップはCPUが1コア/GPUも1コア
- A12チップはCPUが3コア/GPUは9コア
これだけでも劇的なアップグレードだということがわかりますね。
<関連記事>
iPad mini 5 / iPad Air 2019はiPhone XS Max同等のパワフル端末に、ベンチマークでRAM判明
繰り返しになってしまいますが8000円や14000円の価格差はストレージが2倍というだけでなく、処理性能が格段にアップしていることもあります。
そして駆動時間ですが画面サイズが異なることもありますが処理性能も考慮して比較すると2機種ともブラウジングや動画再生・音楽再生は10時間と同じです。
カメラ性能ほか
カメラ性能にも違いがあります。
iPad 6は背面800万画素/前面120万画素ですが、iPad mini 5は背面800万画素/前面700万画素です。カメラに関係する機能や他のスペックは同一なため、シンプルにiPad mini 5の前面カメラが向上していることになります。
他にはオーディオ面とセキュア認証があります。これは2機種とも2スピーカーでTouch IDを採用と変わりません。
SIMカードについてはiPad 6がnano-SIMとApple SIMなのに対して、nano-SIMとeSIMという構成になっています。ちなみにCellularモデルではiPad 6がLTE(22バンド)なのに対してiPad mini 5はギガビット級LTEの最大28バンドに対応しています。これは今回検討しているWi-Fiモデルには関係ありませんので考慮しません。
そしてWi-Fi規格は同じながらBluetoothが異なります。iPad 6はBluetooth 4.2までサポートですがiPad mini 5はBluetooth 5.0をサポート、完全ワイヤレスイヤホンを検討している人は最近Bluetooth 5.0サポート版もあることからiPad mini 5を選ぶ理由になりそうです。
その他センサー類は全く同じとなっていました。
2機種の違い、まとめ
はじめに2モデル展開と共通していますが、ストレージはiPad mini 5が2倍の容量となっています。それにともなって8000円と14000円の価格差になっています。
サイズはiPad mini 5のほうが縦横ともに3.5センチ前後小さく、かつ少し薄くなり、169gほど軽くなっています。
画面サイズは7.9インチと9.7インチ、ディスプレイに備えられている機能はiPad mini5のほうが豊富になっています。
次に処理性能ではiPhone XSなどと同じA12 Bionicを搭載したiPad mini 5が優れています。
そしてカメラ性能では背面こそ同じながら前面700万画素とビデオ通話や自撮りに強くなっています。また、Bluetooth 5.0をサポートしているところもポイントです。
iPad mini 5は買いか
iPad mini 5はiPad mini 4と比べると大幅アップグレードですから、mini同士であれば買い替え推奨と言えそうです。
その一方で、iPad 6を持っているユーザーは判断が難しいですね。
同じ初代Apple Pencilが使えるため追加の投資が不要なので、画面サイズが7.9インチでも問題なく、むしろ小さいことで携帯性が向上すると思えたら”買い”ですね。
Apple公式ストアではお届け予定日が遅くなってしまったのでビッグカメラなど家電量販店で買うかもしれません。購入するなら256GBモデルだと思います。
前回の話
1.Apple Pencil対応『iPad mini 5』発表、Touch IDなどスペック・価格
2.iPad mini 5 / iPad Air 2019はiPhone XS Max同等のパワフル端末に、ベンチマークでRAM判明
(追記)
iPad mini 5を購入しました。
⇒iPad mini 5を注文、購入した3つの理由。