古いMacをセカンドディスプレイに、Luna Displayの生きる道
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Astropad社などが長年に渡って開発してきたiPadのサブディスプレイ化をAppleがOSレベルで組み込んでしまい、その存在価値が危うくなっていた。
そんな中でLuna Displayが新たに古いMacをサブディスプレイにできる機能を追加、期間限定のアプリ割引も発表した。
Luna Displayで古いMacをセカンドディスプレイに
iPadをサブディスプレイにするという発想を実現して機能を充実させてきた末に、AppleがOSで採用するというアプリ開発会社同士だったら大きなトラブルに発展しそうな話が消費者に歓迎されながら実現してしまった。
このことで撤退するのか動向が注目されていた。同様のアプリを手掛けるDuet DisplayはAndroidタブレットをセカンドディスプレイとして利用できるよう新しい道を模索している。そしてAstropad社もまた「どこにも行かない」と撤退を否定した。
同社は、これまでLuna Displayを使ってiPadをMacのセカンドディスプレイとするためにドングルを販売していたが、そのドングルと米国時間10月17日にリリースされたアップデートを使うことで他のMacでもセカンドディスプレイで使えるようにした。接続方法は有線と無線(Wi-Fi)をサポート。
Astropad社によると最新バージョンのLuna DisplayはiPadだけでなく、Mac同士の接続にも対応。古いMacをセカンドディスプレイにできると説明している。
しかし、全てのMacが対応するわけではなく利用条件がある。1つは母艦となるMacはOSにEl Capitan(エル・キャピタン)以降のmacOSを動作させていること。もう1つはサブディスプレイとなる古いMacがMountain Lion(マウンテン・ライオン)以降のmacOSを動作させている必要がある。
新たな活路を見出したAstropad社、画期的で便利が過ぎるとOSに取り込まれることがわかり、古いMacのサポートというAppleが真似しないであろう選択は見事、今後の展開が楽しみだ。
Astropad社は、10月18日23時59分(PST)までの期間限定で同アプリを25%OFFで販売することも発表している。
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Source: Luna Display