iPad Proなど大画面タブレット向け「Nice Lab. スタンド」購入 | Arrows Tab Q736/M レビュー
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富士通 ARROWS Tab, Arrows Tab Q736/M, 製品レビュー
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防滴IPX2「FMV LOOX」がIPX8だったなら迷わず購入していただけに2017年リリースの防塵防水IP58「Arrows Tab Q736/M」は貴重な存在となっている。
ここでもし外部GPUをつけたり、RAM16GBなど強化しすぎると発熱と故障リスク、ファンの騒音、バッテリー問題が浮上するため丁度よいバランスではないだろうか。
そんな13.3型ワコム防水タブレットPCを使いやすくするため、バスルームで使えるであろう濡れても大丈夫と判断したスタンドを購入。
実際に1日ほど使った感想を開封とともにレポートしていく。
Arrows Tab Q736/M レビュー Vol.05 | Nice Lab. スタンド
今回注文したスタンドは「Nice Lab. 」の超軽量ノートPCスタンドという製品。
粘着シートトで貼り付けタイプ、高さは3段階に調整可能、類似商品にはないロック機構がついていて、ゴム足など色味がシルバー系で統一、厚さ3.5mmとバスルーム設置のホルダーよりも薄いことが選んだ理由。
そのパッケージも極薄となっていた。
予想を超えた高いデザイン性のパッケージに期待が高まる。
同梱品はスタンド本体(シール付き)と貼り付け用シールの控えが2枚ずつ。
合計で3枚ずつ貼り付け用シールが入っていることになる。
材質は「シリコーン, アルミニウム」で質量13g、金属なのに超軽量。
バリなどはなく手で触れても危険はない。
本体サイズは14.2mm × 53.3mm × 3.5mmとコンパクト。
それでいて華奢な造りではなく、スマートフォンやタブレットではなく重量のあるノートパソコン用スタンドであることが確認できた。
Amazonレビューでロック機構が特殊とあった。
しかし、実際に触ってみるとシンプルでスタンドの内側に引っ掛けて固定し、浮かせて畳むことができる。
このロック機構により思わぬ便利な使い方ができるようになってしまう。
続いて、「Arrows Tab Q736/M」のどこへ貼り付けるか問題。
「Q508/SE」と同じくターボモード拡張クレードルで充電するためにカメラがある天面付近の背面に設置することになる。
色々と試したところ、上図のようにどちら向きでもスタンドとして機能することがわかった。
優秀だ。
今回は上図の奥側を選択、よく見ていただくとわかるがシリコン足には貼り付けシールがないため「Q736/M」のカーブした天面へ限りなく迫ることができる。
実際に貼り付ける際は位置の把握が難しいため、付属のサンキューカードで幅を合わせた。
上図ほどまで内側に設置すればバスルームのホルダーとも干渉しない。
装着完了。
スタンドを貼り付けた向きとロック機構の関係上、3段階いれずの位置にも引っ掛かることなく広がってしまう。
その仕様上の問題により、なんと上図の状態でタブレットを持ち上げると「パタン」とスタンドが閉じるようになった。
端末を持ち上げるだけで完全にフラットな初期状態に戻ってくれる。
まず「Q736/M」の天面部分を背面より傾けながら置くだけで「片手でスタンド状態」が完成、次に持ち上げるだけで「勝手にスタンドが収納される」というSurface Proシリーズもビックリの自動スタンド機構が完成した。
これが実に便利。
サッと置いてスッと持ち上げるだけで良いのだから。
かつて自動開閉のスタンドなどあっただろうか。
さすがに言わせてほしい、、、「Nice Lab.」と。
最後は「お絵描きモード」を試す。
13.3インチのワコム液晶ペンタブレット(筆圧検知2048段階)+クリスタというイメージで使用したところ、最大角度にすると描きやすいと思った。
上図の状態では持ち上げてもロック機構は解除されないので指でロックを外す必要がある。
その際、ロック機構がうまく解除できない時があった。
そのため、最終的に先ほどの「ビデオモード」にしてから自動で畳んでもらうようにしている。
先日レビューで「Q508/SE」に装着した「Majextand L」はロック解除の手間やスタンド自体の重さ、金属による傷がつきやすい、設置面積が広いため熱がこもりやすいという問題を抱えていた。
そういう意味でシリコン足の「Nice Lab. スタンド」は4つともクリアしている。
それと軽くて存在を主張しないところも良い。
「Majextand L」は耐久性という点において頼もしいため、やはりMacBookなどに装着するのが良さそうだ。
もちろんバスタイムでの使用も問題なかった。
「Nice Lab. スタンド」の粘着シートは剥がれる素振りもなく「お絵描きモード」「ビデオモード」ともにグラつくことはない。
そしてターボモード拡張クレードルとバスルームのホルダー、どちらとも接触しないことを確認した。
次回はTPM2.0ではないことでWindows 11 Pro非対応PCとなっている「Q736/M」のアップグレードする方法をレポートしたい。
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