防水お絵描きPCと「Majextand L」スタンドの相性が良かった話
公開日:
:
最終更新日:2023/05/16
富士通 ARROWS Tab, ARROWS Tab Q508, イオシス, 製品レビュー
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
「Arrows Tab Q508/SE」の使用頻度が高くなるにつれてSurfaceシリーズのように単体で自立できない問題が大きく膨れ上がった。
キッチンへ持ち込むにしても、お絵描きにしても、何かしらのスタンドを一緒に持つという手間。
かといってMOFTのような防水加工されていないスリーブケースを装着すると風呂タブレットとして使えなくなってしまう。
そこでノートパソコン向けに購入した「Majextand L」をインストールした。
その素材はステンレスティールと亜鉛合金にポリオキシメチレン・接着剤で構成され、防水タブレットPCの「Arrows Tab Q508/SE」と相性が良い。
動画視聴だけでなく、お絵描きタブレットPCとしても適した角度にできる。
ノートパソコンの重量を支える製品なので耐荷重も申し分ない。
実際に使用した具体的な感想を写真とともにレポートしていく。
Arrows Tab Q508/SE レビュー Vol.15
2022年7月、MacBook向けに購入(レビュー記事へ)したクイックスタンド「Majextand L」。
メーカーの製品画像(Amazonへ)を見直すとノートパソコンの底面に取り付けて使用することを想定したスリムなスタンド製品として紹介されている。
MacBok Airに装着していたが、角度をつけない収納状態でキーボードを叩くとグラつき・違和感があって、それから取り外してしまっていた。
そこでキーボードがなく、自立もできない「Arrows Tab Q508/SE」で試すことに。
「Majextand L」のインストール
最初は動画を視聴しやすい75度くらいを目指して下図よりも下の位置へ取り付けた。
しかし、そうすると充電ドックに装着できない。
それを避けるためには背面カメラが隠れる位置まで上部に取り付ける必要があった。
最終的に「Arrows Tab Q508/SE」のカーブが発生するギリギリの位置まで、最上位に取り付けた。
何度か位置を変えて試したが、ワコムペンでお絵描きするときにも使える角度になったことが決め手。
動画視聴に最適な傾斜のある角度にするときは上下逆さまにすることで対処する。
より小さなMサイズを検討、重量の話。
Majextand装着により携帯性が損なわれていないか確認した。
それぞれの重量は下記のとおり。
- Arrows Tab Q508/SE:580g
- Majextand L:136g
スタンドを装着した状態でも726gと軽く、バスルームに設置しているマグネットホルダーでも支えることができた。
せっかくなので、より軽量な下図左に映る「Majextand M」の購入(レビュー240件はAmazonへ)も検討。
Mサイズは耐荷重500g以下となっているが、12.9インチiPad Proにも耐えたという報告がある。
しかし、Amazonレビューを見るとLサイズで見かけなかった骨組みの歪みなど耐久性を指摘する声がチラホラ。
安定性を考えるとノートパソコンの重量を支えるために作られた手持ちのLサイズが良さそうだ。
また、コンパクトな設計から興味を抱いたMサイズだったが、その厚みは2.3mmでLサイズの1.7mmに比べて厚いこともわかった。
タブレットの背面中央に細長くて厚めの筐体を取り付けてしまうと、お絵描き中にカタカタとなってしまうだろう。
やはりMサイズの追加購入は諦め、Lサイズで良いと思い直した。
実際に使用した感想
動画視聴モードを試す
はじめに当初の目的である動画視聴モード(下図)を試した。
もう少し角度をつけたい気持ちはあるが直線的なブルーライトの光線を浴びないと思えば良いのかもしれない。
そもそもノートパソコンのキーボード面に角度をつける製品、上図の位置まで立ち上げられたことに驚いたほうが正しい反応だろう。
「Majextand L」を装着した状態でバスルームへ移動、マグネットホルダーに設置したところ干渉することなく使用できた。
毎回どこへ行くにもスマートフォンスタンドと一緒に持ち運んでいたことを思えば大きな改善だ。
お絵描きモードを試す
次にノートパソコン向けスタンドの高い耐荷重だから成せる業、お絵描きモードを試した。
とても安定していて純正品を思わせるほど使い勝手が良くなった。
「Arrows Tab Q508/SE」のベゼル部分に手を置いてクリスタでペン入力をしても安定していて「さすがノートパソコン向けスタンド!」と感嘆した。
これまでベゼルレスのほうが「良い製品」とさえ思っていたが、液晶ペンタブレットとしては手を置く場所があると誤操作が減る、なにより落ち着く。
さらに「パタン」と閉じてもスタンドの横幅が広く、10.1インチと筐体の幅が狭いこともあってMacBook Airのようなグラつきはない。
お絵描きタブレットPCとして完成度が高まった。
バスルームでも使える防水仕様で耐荷重もあるスタンドは意外と少ない。
そこへスリムで軽量かつ液晶ペンタブレットとして使い勝手が向上するという条件を加えれば「Majextand L」は最適解の1つではないだろうか。
前回のレビューで導入したRAMディスク内のポータブル版Firefoxも無事にアップデートなどが行えて動画視聴も快速を維持している。
ここまで使えるタブレットPCとは、、、恐るべし富士通。
→「Majextand L」のレビュー1,445件はAmazon販売ページへ
・前回→RAMディスクからブラウザ起動は快適か | Arrows Tab Q508/SE レビュー
・最新記事はタグ「ARROWS Tab Q508」へ