ドコモから実質2,728円=無制限を謳う「eximoポイ活」発表、内訳チェック
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NTTドコモ
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株式会社NTTドコモは2024年7月31日、ドコモポイ活プランの第2弾としてドコモの決済・金融サービスの利用に応じ、お得ポイントが貯まる新料金プラン「eximo ポイ活」を8月1日から提供開始した。
実質2,728円でデータ利用無制限を謳ったプランの内訳をチェックしていく。
「eximoポイ活」の正体。
新たに追加された「eximo ポイ活」は、dカードのお得さを実感してもらうためのデータ利用量無制限プランとのこと。
まず驚くべき点は「eximo ポイ活」の月額料金は10,615円と高額に設定されていること。そこから利用サービスに応じて割り引き最終的に実質2,728円/月になるという。
その割引について内訳(全て月額、税込表記)は次のようになっていた。
- dカードお支払い割:▲187円
- みんなドコモ割(3回線以上):▲1,100円
- ドコモ光セット割 or home 5Gセット割:▲1,100円
- dポイント最大還元額:▲5000ポイント(▲5,500円相当)
どれもドコモのサービスを利用したことが前提なのでドコモ光などを別途支払っていることになるが、そういった料金は度外視して話を進める。
「1」〜「3」まではよくある割引手口だが、最後の「4」は怪しさが上限突破している。注意書きとして次のような内容が記されていた。
※dカード GOLDで10万円/月以上決済した場合
※ポイント進呈は翌月の25日
上記のとおり、クレジットカードで月間10万円以上を支払うことが前提となっている。
そして、プレスリリースの料金表の下には「eximo ポイ活」は、「spモード」(月額330円)の契約が必須の料金プランであることが記されている。
つまり、ドコモ自ら謳っている実質2,728円ですらない月額3,058円のようだ。そもそも割引条件を全て満たしてしまうような無知というか思考停止なユーザーは数少ないだろう。ここまでくると先祖代々の資産を一代でばら撒くようなユーザーでもあるので一部の業者では有名人かもしれない。
サービス比較をするまでもなく無制限ならpovoと楽天モバイルの方が安く、格安で電話回線を維持するなら日本通信だろう。詳しくは過去記事に譲る。
- 「Povo」は固定回線代わりになるか、裏ワザや制限・注意点
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- 5社で格安SIMかけ放題プラン比較、日本通信「合理的シンプル290プラン」は最安か
なお、2024/08/02時点で契約しているのは楽天モバイル(楽天回線+KDDI回線) / povo(KDDI回線) / 日本通信(ドコモ回線)の3社。限界別荘地に移住したでリスク回避として大手通信3社を保持している。
リンク:eximo ポイ活