AvidPad A30購入レビュー 02 | ストレージ速度やベンチマークスコア
公開日:
:
最終更新日:2023/12/14
その他・中華タブレット AvidPad A30, Avipad, セール, 製品レビュー
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
昨日、Amazonから届いた8.4型「AvidPad A30」でブラウジングやYouTubeを視聴しているが、特に不満なく使用できている。
せっかくなので製品仕様に記載がなかったストレージ種別(eMMCなのか、UFSだったりするのか)のほか、ベンチマークを測定したので記録していく。
AvidPad A30購入レビュー02
今朝、Alldocubeが発表した「iPlay 50 Mini Pro NFE」の記事を書いたが、G99搭載に加えてWidevine L1とNetflix対応ということで当面は「8インチの正解」として君臨しそうだ。
しかし、同社はプレスリリースで「Netflix認証コストが高い」とも伝えており、ストレージが半分となる128GBモデルまで用意したということでNFEモデルは割高なタブレットとなりそうだ。
そうなると1.6万円でWidevine L1対応+みちびき対応という「AvidPad A30」は改めて強いな、と思う。
ただSoCが「UNISOC T606」なので重めのゲームなどには向いていない。そのため、私は近い画面サイズの「iPad mini 6」もしくは「ROG Ally」を使うようにしている。
ベンチマークアプリ「Geekbench」を試す。
上図はベンチマークアプリ「「Geekbench 6.2.2」のスコア。
「AvidPad A30」はシングルコア=380、マルチコア=1373という結果になった。想像以上に数字が低い。
上図は文字が小さくて見えにくかもしれないが、シングルコアのグラフにはPixel 7=1383やPixel 6a=1372というスコアが確認できる。
また、マルチコアを見るとPixel7=3268となっており、今回の1373はかなり低いと言わざるを得ない。
しかし、実際にYouTubeやブラウジングをしていて表示までの時間が長いといったことはなく、2画面表示でGoogleドキュメント+Chromeブラウザも問題なく使用できた。
このケースでは、どちらかというと物理メモリ6GBが効いていると思う。
万が一、メモリが足りないときはストレージから仮想6GBを用意できるのでテーブルに物が溢れてアプリが落ちるという事態は避けられるだろう。
そんな仮想メモリの速度を左右する内部ストレージについて見ていきたい。
ストレージ読み書き速度をチェック。
上図のとおり書き込み139.47MB/s、読み込み159.16MB/sという結果に。
これで「AvidPad A30」はeMMCということがわかった。
ランダムになると書き込み10.35MB/s、読み込み6.11MB/sと下がっている。
「AvidPad A30」販売ページにUFSの記述がなかった時点で覚悟はしていたが、さすがに1.6万円のタブレットなら1920×1200に金属筐体、SIMフリー、物理RAM6GBで満足するべきだろう。
次回は対応する衛星を調査できるアプリを使って「AvidPad A30」が本当に”みちびき”対応なのか確認していきたい。
続き→AvidPad A30購入レビュー 03 | 日本国産の衛星「みちびき」対応か試した話
前回→8.4型「AvidPad A30」購入レビュー、開封や実際の重さほか
【関連記事】
・Avidpad A30を注文、2つの購入理由。
・8.4型AvidPad A30は買いか、iPlay 50 miniとスペック比較
→AvidPad A30の最新価格やレビューはAmazon販売ページへ