ほぼ無制限な格安SIM「iVideo」活用術、Google Play Musicで音楽をクラウド化
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月間900GBという通常利用であれば「ほぼ無制限」な格安SIMカード「iVideo」の活用術・追加レビューとして音楽ファイルを解放することにした。
Google Play Musicを使う上での注意点やアルバム編集方法などをシェアしたい。
Google Play Musicで音楽をクラウド化
近頃ではストリーミングサービスが浸透してローカルの音楽ファイルを扱う機会も減ってきているが、好きなアーティスのCDなどから書き出した音楽ファイルも捨てがたい。
そう言ってはパソコンのミュージック・フォルダや外付けディスクに仕舞い込んで「データ保存用のディスクが足りない」とボヤいていた。
以前も記事にしたが外付けHDDや外付けSSDは捨てて、せめて大容量512GBのmicroSDカードに移行したいのだ。
前に写真は全てAmazon Photosにアップロードするよう設定している。(下記リンク参照)
写真の次は音楽ということで、次の条件でクラウドサービスを探した。
- 音楽アプリが用意されていること。
- 有料サービスも存在すること。(すぐにサービス終了とならないために必須)
そうなると数年前からAppleとGoogleしかないようだ。その中でもAppleは有料サービスしか存在しないため、選択肢は無料で最大5万曲をアップロードできる「Google Play Music」一択となる。
音楽ファイルのアップロード方法と気付く事。
Google Play MusicはPC/Macに対応しているが以降はWindows端末での話となる。
音楽ファイルのアップロード方法はChromeブラウザであれば公式ページからドラッグアンドドロップで直接アップロードすることができる。
しかし、メインのブラウザがFireFoxなどであればWindowsソフト「ミュージックマネージャ」をインストールするよう案内される。それを導入すると任意のフォルダを指定してアップロードをバックグラウンドで実行してくれるので便利だ。うっかりスリープにしてしまっても大丈夫。
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この音楽ファイルをGoogle Play Musicへアップロードしていて気付かされたことがある。
それはパソコンの買い替えや外付けディスクの追加購入などにより同じ音楽ファイルが複数個所に存在していることだ。今回PC内に保存されていた音楽ファイルは20GB程度だったが、外付けディスクや一時保管用に使っていたmicroSDカードでコピー用に使ったのだろうか、同一ドライブ内の複数カ所に重複ファイルがあった。
クラウドサービスへのアップロードは、増殖した重複ファイルを捨てる機会にもなったのだ。
Google Play Musicの弱点と対策
ここまで良いことばかりのGoogle Play Musicにも弱点があってWAVファイルがアップロードできないようだ。解決策としてはmp3など対応ファイルへの変換が必要なため、2013年に書いた記事の「CDex」というソフトを再びインストールして対応した。
記事:Windows 8 で mp3 変換ソフト『CDex』は使えるか、初期設定と動作レビュー(入門04)より
なお、Windows 10でも「CDex」は使えたがWindowsへのインストールが必要なことと、インストール中に広告ソフトを一緒に提案されるので注意しよう。またインストール後に特定ファイルが足りないという表示があったものの、問題なくmp3変換は行えた。
アルバムが分かれる問題
次なる問題は1つのアルバムをアップロードしたものの別々のアルバムにわかれてしまうことがある。
そうなると再生するときに別アルバムとなって手間がかかるし、別途プレイリストを作成するのも根本的な解決とはいえない。
その対処法は地味だが1曲ずつアーティスト名やアルバム名などを統一していくしかないようだ。それをもってアルバムや歌手名を分類しているため、従うしかない。
mp3ファイルであれば一括で情報を変換できるソフトやアプリがあるので、アップロード前に統一してしまうと良いだろう。
最後の大きな問題
そして「Google Play Music」は大きな問題を抱えていることを忘れてはならない。
約半年前のYouTube公式ブログを見ると今後は「YouTube Music」へ移行するらしく、そのサービスにはローカルファイルのアップロード機能は用意されていないようだ。
すでにAndroid 9以降の端末にプリインストールされるのは「Google Play Music」ではなく「YouTube Music」となっており、終わりの時が近づいているサービスでもある。
なお、Google Play Musicの月額980円のサブスクリプション契約者は同額の「YouTube Music Premium」も利用できるため、音楽ファイルをアップロードできる「音楽ライブラリ」機能が移行される可能性もある。
今は、それを期待するしかない。
大容量SIM「iVideo」の感想とクラウド化のメリット
最後になるが大容量SIM「iVideo」は20GB以上の音楽ファイルを軽快にアップロードしてくれた。
その後も問題なく通信ができている。
あとはiPhoneやAndroid端末で「Play Music」アプリをインストールして聴きたい曲をダウンロードしていくことになる。光回線の時はできなかったことが実現できて満足できる作業と言えそうだ。
最後にクラウド化へフォーカスしてメリットを挙げるなら「バックアップ不要」に尽きるだろう。Googleデータセンターのデータ管理が不安という人でなければ、パソコンの故障を警戒して音楽ファイルを外付けディスクに保存するといったことから卒業できる。
続き⇒無制限SIMの活用術、大容量な動画をクラウドに保存しよう。
前回⇒月900GBな格安SIM『iVideo』のスピードテスト、UQ mobileと比較